1月2日の21時よりabmaTVで『フリースタイルモンスター』の第1話が放送されました。
フリースタイルダンジョン時代から使われている新木場のイベント会場『STUDIO COAST』が1月31日をもって閉館するので、フリースタイルモンスターは最後の大イベントになります。
今回登場するモンスター側のMCを簡単に紹介(以下敬称略)
ID
モンスター側の中では一番若いです。韻よりもフロウを重視する対話型のラッパーです。相手をリスペクトし、ディスることはほとんどなくスキルだけで相手を圧倒します。
FORK
ライム(韻)といえばこの人。しんぺーたー、SAM、韻マンなど、ライマーは色々なタイプがいますがFORKさんの韻は他の誰よりも固いです。
輪入道
変幻自在のラップ妖怪。相手がどんなスタイルだろうとそのスタイルに対応して相手を上回ります。
DOTAMA
サラリーマンラッパー。スーツ姿の真面目そうな風貌とは裏腹に強烈なディスをするのが特徴。ギャグラップとも言われる。最近バトルに復帰して歓喜した人は多いのではないでしょうか。
呂布カルマ
パンチラインの王様。韻を軽視した対話フロウ型のラッパーとおもいきやさりげなく韻を踏んでいることが多いです。最近では戦極24章で優勝しておりノリに乗っています。
ボス…般若
フリースタイルダンジョンの初代ラスボスも担当しており、熱いバトルを行い会場を沸かせてきた印象です。リアルさを語るので言葉には重みや熱量があり、相手が雰囲気に飲まれて圧倒されてしまいます。
チャレンジャー
一人目 nidra assassin – ニドラアサシン
兵庫トラッププリンス。
音ハメ重視のラッパー。聞き心地がかなり良いですが、いかんせん聞き取れないと言われがちです。
ガードマンとバトルした際に「はぁ!?なに言うてんのこいつ!?」と返されてから、ニドラのバースは聞き取れないで有名になったのではないでしょうか。(ちなみにガードマンとはサイファー時代からの知り合いです。)
現在は以前よりも聞き取りやすくなっている所はあります。(日によって聞き取りやすさが違います)
ニドラアサシンがニート東京に出演した動画がバズってから更に世に名を轟かせます
『朝からXO』というバースを披露してくれたのですがそれがかなりラッパー界でも話題となり、
朝からエクソにハマる人も続出しています。フリースタイルモンスターでも披露してくれました。
他にも日本拳法を拾うしてくれたりと彼が無茶ぶりに本気で応える姿勢は好感度もかなり上がったと思います。
音源の評判はかなり良く、自分も「もっと評価されても良いのでは…」と思っています。
2人目 お笑い芸人 からし蓮根 杉本青空
M-1ファイナリストでもあり、お笑い芸人としても腕がある彼ですがラップも上手くて有名です。
「フリースタイルティーチャー」という芸人がラッパーに教わって、芸人同士でMCバトルをする番組でも優勝しています。
からし蓮根の自身のyoutubeチャンネル「からし蓮根のからし詰めたろか」でも頻繁にラップをしていることから、かなりのラップ好きであることが伺えます。
フリースタイルモンスター試合の感想※ネタバレ注意
ニドラアサシン対ID
1試合目はニドラアサシン対IDだったのですが、クリティカルでIDの勝利です。早すぎぃ
ニドラアサシンには「発作が起きるとほとんど負ける」というジンクスがあると言われているのですが、本当なのかもしれません。ニドラが発作を起こした試合は見る限り全部負けています。
2バース目の最初で発作を起こしたときは「アカン…」ってなりました。
ニドラをもうちょっと見たかった…いかんせんスタイルがバトル向けではないのがネックですね。
それにしてもニドラは英語が多かったので字幕があって助かりました。ありがとうございます。
杉本青空(からし蓮根)対FORK
2試合目は杉本青空(からし蓮根)対FORKでした。
FORKを目の前にした青空が「FORKさんだ…」と言葉を漏らしていて、テレビっこが好きな芸能人と実際に会ったような反応をしていました。
ジャッジの時にいつもいとうせいこうだけがチャレンジャーに入れていて、青空をめっちゃ応援していたのが面白かったです。
芸人さんが本職のラッパーに食らいついて場を沸かせるところはさすが芸人だと思いました。
あとFORKさん本当にカッケェっす
次回のチャレンジャーはPOWER WAVE
POWER WAVEはレゲエDJの若手でヒップホップのMCバトルにも積極的に参加しています。
ネタが多めとい言われているレゲエDJの中でも即興を好み、それでいて好成績を収めています。
なかでもレゲエ界では大先輩のchehonとのバトルはベストバウトと言われいてます。
次回のフリースタイルモンスターが楽しみですね。
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