【原作の違う点 】ミステリと言うなかれ原作未登場キャラ

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ミステリー漫画『ミステリと言うなかれ』のドラマ版が2022年1月からフジテレビで放送されています。(2月28日に8話まで放送されています。)

ミステリと言うなかれ ドラマ 原作の違い

これからドラマ版の『ミステリと言うなかれ』の原作との違いについて触れますが、

あくまでも原作版、ドラマ版にはそれぞれの良さがあることを前提としています。

風呂光の登場数が多くなり、恋愛要素も取り入れられる

本作品はジャンルがミステリーや哲学的な話を中心とした漫画なので、原作には恋愛要素はありませんでしたが

ドラマ版では風呂光さん(伊藤沙莉さん)が恋愛感情を抱いている所があり、原作との違いが出てきています。

ちなみに原作だと風呂光さんは主人公の久能整との絡みは無い方で、準レギュラー的な立ち位置のキャラです。

風呂光を本筋の話に露出を増やすことで他のキャラが削られている点や、

恋愛要素を取り入れた点に関して賛否両論で、楽しんで観れる人もいると思いますが、

無理やりねじ込んだ感があって所々違和感を覚える人や原作改変で元々の良さが無くなってしまったのではという感想の人もいます。

自分としてはオズワルド伊藤俊介さんの妹さんが少しでもイメージダウンしてしまう事は避けてほしいという気持ちはありますが 見ている人が納得してくれているか心配な所はあります

ドラマ版未登場キャラ

ドラマ版未登場:アイビーハウス編で登場する相良レン

原作では久能整と去年ゼミが一緒だった陽キャの学生相良レンはドラマ版では未登場となっており

ドラマ版では相良レンの代わりに風呂光が枠に収まります。

この点に関しては原作未読勢からすれば違和感が無く見ることができると思います。

漫画版では準レギュラーの風呂光ですがドラマ版ではヒロイン枠とも言える立ち位置のため

アイビーハウス編で天達の別荘に向かう際に、勉強熱心だからという理由で天達の車に同乗しています。

原作での相良レンは久能整と正反対のキャラですが、バディともいえそうなメインポジション的存在でもあったので原作ファンから遺憾の声が挙がっています。

映画なら尺の都合上 原作キャラが未登場になることが多いですが、

ドラマでは尺が余ることが多そうなので、相良レンも風呂光も登場させる欲張りセットのような展開が面白そうだったのではと思います。

ドラマ版未登場:寒河江健殺人事件編で登場する乙部巡査

序盤の久能整の取り調べの際に登場するスキンヘッドの刑事、乙部克憲巡査もドラマ版では未登場です。

既婚者で娘に嫌われて反抗期に悩んでいましたが、久能整から『娘さんの育て方は間違っていない』と乙部巡査を肯定するような考えを述べられます。

その後、乙部巡査は救われた気持ちになったのか場が変な空気になったのかわかりませんが取調室から出ていきました。

原作では家族と向き合っていた乙部巡査と家族とは向き合わずに仕事へ逃げていた藪さんとの対比にもなっていました。

ドラマ版未登場:バスジャック事件で登場する小林太輔

小林太輔バスジャック事件で登場する大柄のキャラクターです。

祖父の見舞いに行く際に乗っていたバスがバスジャックに遭い、自己紹介の際に自らをコミュ障と称しています。

孤独死の話になった時に持論を展開しており、久能整も小林の意見に同意しています。

結構良い味をしているちょいキャラですがドラマでは未登場なのは残念ですね。

ドラマ版の良さもある

原作改変によって色々な意見がありますが、ドラマ版にはドラマ版の良さがあり、

原作を読んでる人もドラマの改変に関してはこれはこれで良いという意見もあります。

その辺は人によって感性の違いがあるので難しいところですね、、、

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