TOEICの世界には存在しないモノと頻発する出来事がある
英語の教材では汚すぎる、下品すぎる扱うことができない表現やスラングがあるように、
TOEICの試験にも「不謹慎、ネガティブが故に存在しない物事」と「なぜか頻出する出来事」が存在します。
TOEICの世界に存在しないこと
戦争 雰囲気の悪い職場 いじめ
犯罪 サービス残業 パワハラセクハラ
事故 懲戒解雇 不倫
災害 降格 離婚
宗教 左遷 自己破産
正当 上司の叱責 ギャンブル
酒やたばこ 仕事の愚痴 金銭トラブル
重病 人間関係の悩み 悪意や妬み
葬式 他人の悪口 嫌がらせ
ブラック企業 暴言TOEICの世界にありがちなこと
飛行機の遅れ 医者の自己都合によるアポの変更依頼
コピー機の紙詰まり 上司の理解
ありえないダブルブッキング 同僚のサポート
配送ミス 昇進
在庫切れ 退職歓迎パーティ
チャリティイベント 仕事のうっかりミス
華麗な転身 クーポンや無料券の大盤振る舞い
求人の必要条件を1つ満たしていない応募書類
配管の故障 絶賛レビュー
ホワイト企業 他人への善意や感謝TEX加藤(2019)『TOEIC L&R TEST出る単特急金のセンテンス』p.203 より
コンプライアンスを気にしすぎているせいか、TOEICの世界はあまりにも綺麗で、ネガティブな出来事や汚すぎる表現、人の悪意に関するもの事はほぼ皆無と言ってもいいぐらいに出てこないとのことで、
逆にTOEICの世界で頻出する出来事は
- コピー機の紙詰まり
- 仕事のうっかりミス
- 飛行機の遅れ
などで、話題に偏りがあるとされています。
また、
- 絶賛レビュー
- 上司の理解
- 他人への善意や感謝
のような ややポジティブ寄りな話題が取り扱われる傾向にあるようで、
TOEIC対策をする人にとって出題範囲を絞れる良い手段となっている。
実際に、TOEIC対策用の単語帳はネガティブな単語がほとんど載っていないものもあるようなので、
もし、「TOEICを受けるけど短期間で対策を打たなければいけない」場合はネガティブなワードを覚える優先順位はかなり下げても良さそうだ。
ただ出典元である『TOEIC L&R TEST出る単特急金のセンテンス』は2019年に出版されたTOEIC対策本で、
今とはまたTOEICの問題内容が変わっていることがあるかもしれないのでそこだけは要注意。
逆にスラングや汚い表現しか扱わないブラックな英語試験もあったら面白いのに…
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