chat GPTの登場から2022年以降、チャットAIや生成AIなど様々なAIツールが一世を風靡し、生成AIに対して賛否両論あるものの、なんやかんにゃ「AIを使いこなしてなんぼ」と言われる程に。
現代ではAIを使いこなさないと時代に置いて行かれそうな風潮があり、調べ物をする際にもチャットAIに質問を投げかけてそれで完結することもあるので、ググることさえもしなくなる時代が到来しつつあります。
チャットAIに頼りすぎている時に頭に過った「火の鳥 未来編」
かくなる私もchat GPTにかなりお世話になっています。
ネットで検索しても出てこないPCのエラー、プログラムのエラーについて、調べるのが面倒くさいので、よくチャットAIに解決策を質問してそれで実際に難儀な問題を解決したことで、
チャットAIで成功体験を得た経験からすっかり頼りっきりになった時もありました。
ただ、ChatAIになんでもかんでも質問を投げかけて頼りすぎていた時にふと過った不安がありました。
その不安は、手塚治虫の漫画作品「火の鳥 未来編」という作品に登場する、
「人口知能に全て判断を委ねて、思考停止している人類」でした。
「火の鳥 未来編」で描かれる”未来の人々”は何もかも人工知能の命令に従うことが当たり前になっている世界で、議員たちの最終判断もコンピュータが判断する程人工知能に依存しきっていました。
最終的に人工知能が暴走、コンピュータが核戦争を引き起こして人類が滅ぶという内容になっています。
火の鳥 未来編の舞台は西暦3407年と遥か未来として設定されていますが、
現在のAIでも、実際に私がチャットAIに思考を投げっぱなしにしてしまうその片鱗が、実際にChatGPTを使い倒している時にに感じました。
「なんでもかんでもchatAIに聞いていればそれでいいや」と…
これからチャットAIの精度が上がることを考えると増々チャットAIを使う機会が増える
現在のチャットAIの精度でもこの調子なので、これからもっと回答の精度が上がるとなると、人類はもっとチャットAIに依存するようになるかもしれないと危惧されていると思います。
無料でも高い回答精度を誇りますが、課金すればもっと精度が良い回答が返ってくるそうです。
グーグルのような検索エンジンだって検索しても欲しい情報が出てこない時もあるので、その点でもチャットAIには追い風が吹いているとも言えます。
「便利なものは使ってなんぼ」なのはそうなのですが、チャットAIに頼りすぎると思考力に悪影響があるという話もあります。
1時間が18秒に
長崎県立長崎北高校(長崎市)では6月から2年の英語の授業で、対話型生成AIのチャットGPTを試験的に取り入れ、生徒に自身の書いた英文を添削させるなどしている。「普段は1時間かかるのが、チャットGPTだと18秒で終わった」。今月3日、生徒たちはチャットGPTを使った感想を明かし、今後の使い方を話し合った。男子生徒(16)は「チャットGPTを使うと答えがすぐに分かるが、頭に何も残らない」と語った。
これからAI活用が軸となりそうな社会では、近い将来チャットAIを使用しすぎによる弊害が問題になるかもしれません。
もう我々はスマホ依存やSNS依存にもほぼ負けてしまっている感があるので、どうなるんだ…という感じです。
AIの進捗や反逆を恐れて、世界全体である特定のAIが禁止にするという未来は来る可能性は低いので、
なんとか「AIに使われない」ためにも、程々に使い倒していきたいところです。(フラグ)
結局、現段階では重要なことについてはAIに質問することはできない
チャットAIを使用する際に注意書きがあるように、チャットAIは事実無根なことをあたかもを本当かのように回答することもあるので、チャットAIの回答に対して情報の精査もする必要がある時もあります。
極端な例ですが、チャットAIで話題になったデマは「いないいないばあっ!」に登場する「うーたん」の現在について、動物園で飼育されていた牛の「うーたん」と混同して回答していたこともあったので、
チャットAIの回答は必ずしも正しいとは限らないと頭の隅に置いておく必要があります。
幼児向け番組で人気のキャラクターに「薬剤による安楽死処置が行われました」
あるXユーザーは、幼児向け番組「いないいないばあっ!」(NHK・Eテレ)に登場していたキャラクター「うーたん」について検索したところ、「NHK Eテレの番組『いないいないばあっ!』のキャラクター『うーたん』は、2023年7月15日に薬剤による安楽死処置が行われました」と表示されたと報告した。 生成AIにより、動物園で飼育されていた牛の「うーたん」が死亡したとする情報と混ざって出力されたものとみられる。 「AIによる概要」で表示される内容は検索ワードや検索のタイミングにより異なるようで、12月1日現在は同様のワードでも「ウシのメス『うーたん』は、2023年7月15日に薬剤による安楽死処置が行われました」と表示される。 別のユーザーは、山を縦走した場合の消費カロリーについて検索したところ、「食べてもゼロカロリーです」と表示されたとした。
人気キャラクターが「安楽死」? グーグル検索のAI概要、支離滅裂でユーザー困惑(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュースグーグル検索に実装された「AIによる概要」の機能をめぐり、SNSで波紋が広がっている。 ■「AIによる概要は間違いが生じる可能性があります」 波紋を広げているのは、グーグルが2024年8月1
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