[スマホ依存]電車内でスマホを見ない人、何もしない人は怖いと思われている?

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 2000年代まではガラパコス携帯ことガラケーが主流でしたが、

2010年以降から日本でスマホが急速に普及し始め、

現代では小学生でもスマホを持たせることが多く、

スマホを持っていない人は珍しいと感じる程となっています。

スマホが普及してからは「暇さえあればスマホをいじる」という習慣が根付いています。

[スマホ依存]電車内でスマホを見ない人、何もしない人は怖いと思われている?

スマホ社会になってからは、

電車内で周りを見渡すと スマホをいじっている人がほとんどという情景が日常となっており、

「電車内でスマホを使わずに何もしていない人は怖いんじゃないか」と度々 問題提起が起こされます。

タレントのマツコ・デラックス(49)が16日放送のテレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(金曜後8・00)に出演。電車に乗った時の“習慣”を明かし、お笑いタレント・有吉弘行(48)が「怖っ!」と反応する場面があった。

以前は電車内で新聞や雑誌を読んでいる人が多かった…という話題から、今はスマホの画面を見ている人が大多数になったという話に。有吉は車内で“何も見ていない乗客”に目がいってしまうそうで、「今、ケータイとかスマホを見ていない人がいるとちょっと怖い。“うわっやべえ、近付くのやめよう”と思って」と話した。

マツコはこれに「アタシ…」と反応。電車内でスマホを見る習慣がないそうで、「(他の人と)目線が合わないようにドアを見てる。あなたのこと見てないですよっていうふうに」と他の乗客を見るのではなくドアの辺りに目をやっているのだという。これに有吉は「怖っ!見たほうがいいよ、絶対にスマホ」と大笑い。「だって見るものないんだもん。それかドアの所に立ってる。で、ずっと景色見てる」とマツコが明かすと、有吉は「怖っ!撮られちゃうよ、“ヤバいヤツいる”って」と大ウケだった。

マツコ「そんなに目立っちゃうの?」 電車内での行動に有吉弘行ドン引き!?「怖っ!撮られちゃうよ」 より

タレントのマツコさんと有吉さんでも「電車でスマホを見る派」「電車でスマホを見ない派」で別れ、

視聴者内でもこの話題について賛否が分かれた。

多数派と思われるスマホを見ない人を怖いと考える有吉さんに対し、

スマホをいじらない派であるマツコさんの擁護の声も多く、スマホ見ない派も結構いるようでした。

電車内は暇なのでほとんどの人がスマホを使って暇つぶしをしている

電車内では基本的に暇なので、周りを見渡せば7~8割方の人はスマホを開いて何かしらを見ている人ばかりです。

スマホでやっていることといえば

  • ニュースや天気のチェック
  • SNSの閲覧、書き込み
  • 友達、知り合いとの連絡
  • 動画、ドラマ、映画の視聴
  • RPGやソシャゲ等のスマホゲーム
  • 音楽鑑賞

などが簡単に挙げただけでもこれだけの暇つぶしがあり、

他にも「勉強アプリ」や「ショッピングアプリ」など様々な種類のアプリがあります。

また、電車でのポジションが悪く、目のやり場が無いため仕方が無くスマホを見ている人もいるのではないかと思います。

そもそもスマホが無かった時代の人は電車内で何をしてだんだ?

スマホが本格的に普及し始めたのは2010年以降のことで、

日本にスマホが来る前はガラケーが主流でした。

平成、昭和の人が電車の中で何をしていたのかと言えば、

  • 普通に外の景色を見たり、ぼーっとしたりしていた
  • 新聞や本、雑誌を読んでいた
  • ガラケー(ポケベル)でメールを打っていた
  • 寝ていた
  • 携帯ゲーム機で遊んでいた
  • ウォークマンやカセットテープ プレーヤーでラジオや音楽を聴いていた

などで、特に新聞や雑誌を読んでいた人たちが多かったようです。

スマホが普及してからは新聞、雑誌、音楽、連絡、ゲームなど全てがスマホで賄えるようになったので、

全員が「本を読む」「ニュースを見る」と違う事をしていても、全員が「スマホをいじっている」ように見えてしまいます。

電車内で何もしていない人はなぜスマホをいじらない?

スマホが普及してからは電車で過ごしている時間が暇だったり、勿体なく感じてしまう事から

ほとんどの人がスマホをいじっている光景が当たり前となっている中、

スマホをあえて見ないで、ぼーっと佇んでいる人もいます。

前述した通り「スマホを見ていない人は怖い」とも思われているとのことですが、

スマホをいじらない理由には

  • そもそも満員電車でスマホをいじれない
  • 外の景色を楽しんでいる
  • 人に見られているとそわそわしてスマホをいじれない
  • 自分のスマホ画面を見られたくない
  • スマホをいじっていたら酔う
  • 寝る
  • 目が疲れる、頭(脳)が疲れる
  • 瞑想をしている
  • ドローイング(お腹を凹ます)をしている

など人によって色々考えがあってあえてスマホを見ない人がいます。

特にスマホを四六時中使っていると「スマホ脳疲労を起こす」話や論文があるので、電車内だけでも使用を避けるという人もいます。

世界的にヒットしているスウェーデンの精神科医 アンデシュ・ハンセン氏が執筆した本「スマホ脳」。スマホの使い過ぎが与える脳への悪影響を明らかにし、様々な視点で私たちに警鐘を鳴らしている。コロナ禍で、いよいよ手放せなくなってしまったスマホ。人々に、いったいどんな影響が出てきているのでしょうか。

「10年前、地下鉄に乗っていたら2~3割の人たちがスマホを見ていることに気づきました。さらに、翌年にはその割合は半分に増え、その2年後にはほぼ全員がスマホをずっと見つめるようになっていたんです。人の行動がたった10年間でここまで変わるのは歴史上、ありませんでした。だから私は、スマホが私たちにどのような影響を与えているのか‥科学に基づいて検証してみようと思ったんです。」

この10年ほどで一気に普及したスマホ。私たちは、簡単にネットにアクセスできるようになりました。ただ、精神科医として患者と向き合うハンセン氏は、「スマホがいつもそばにある」という環境がさまざまな悪影響を及ぼす指摘します。

「最近の研究では、10代の若者の3人に1人がベッドにスマートフォンを持ち込んでいるとされています。ベッドのそばに置くのではなくて、ベッドの中にです。そのため、多くの若者が睡眠に問題を抱えていて、彼らは、「薬を処方してほしい」と言うんです。

しかし、私は、そうした若者に対し、まずはスマホを寝室に持ち込むのをやめるよう勧めます。そうすると、驚くべきことにほとんどの場合、問題が改善するんです。

“スマホ脳”で記憶力・集中力が低下…学力にも影響 より

スマホを使用すると集中力や記憶力、感情コントロールに悪影響が出るという本や論文がありますが、

まだスマホが普及してから数年ほどしか経っていないので、スマホ使用の未知な部分が多いです。

「電車内で何もしていない人は怖い」に対しての反論があるとすれば、

「逆にほとんどの人がスマホいじっている光景が異常」、「何かしなければいけないという同調圧力が良くない」などがあったりと、

そういえばスマホをいじっていない姿が自然体だったなと思う事も。

ポケモンGOたのし…

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