2022年10月から放送開始されているアニメ[チェンソーマン]。
チェンソーマンの原作は少年ジャンプで連載している頃から大の人気作品で、
アニメ化にするにあたり原作ファンの期待を応えるため、
アニメ制作会社のMAPPAはかなり力を入れてチェンソーマンのアニメを手掛けている。
そんなチェンソーマンですが、
原作者の藤本タツキ先生が映画好きでもあることから、
OPムービーには様々な映画のパロディが散りばめられている。
チェンソーマンOP パロディした元ネタ映画一覧
- 悪魔のいけにえ
- パルプ・フィクション
- レザボア・ドッグス
- 貞子vs伽倻子
- ノー・カントリー
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
- アタック・オブ・ザ・キラー・トマト
- 女優霊
- ジェイコブス・ラダー
- コンスタンティン
- ビッグ・リボウスキ
- ファイト・クラブ
※チェンソーマンのOPとそれぞれの映画の比較が気になった方
チェンソーマンのOPのパロディには映画作品の藤本タツキ先生の読み切り作品[さよなら絵梨]や
「本を読む人と読まない人」の風刺画もパロディされている。
[チェンソーマンOPパロ]パルプフィクションとレザボアドッグスは特にオススメできる映画だよ
チェンソーマンのOPパロディに選ばれた作品は
藤本タツキ先生が好きな映画が多数含まれていますが、(巻頭コメントより)
中でも特に[クエンティン・タランティーノ監督]が担当している映画作品が多いです。
実際、チェンソーマンのOPパロディの中にはタランティーノ作品が3つも含まれている。
- パルプ・フィクション
- レザボア・ドッグス
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
雑談で「好きな映画、またはオススメの映画は何?」という話になった時に
映画好きの人がおすすめ作品の中に「タランティーノ作品」を挙げる事が多く、
「とりあえず映画見よう」となった時にタランティーノ作品を見ておけば問題ない所はある。
ちなみにタランティーノ作品は暴力的な表現が含まれる作品が割とあるので 注意が必要だ。
レザボア・ドッグス
レザボア・ドッグスは1992年の映画でタランティーノ監督のデビュー作。
こちらの作品はあらすじに惹かれます。
宝石店襲撃のために集まった黒スーツの男6人。それぞれを色名で呼びあう彼らは、互いの正体を知らなかった。やがて計画が実行に移されるが、なぜか現場に待ち構えていた警官らとの銃撃戦になる。間一髪で逃げ延びて集合場所に顔を揃えた男たちは、裏切り者がその中にいると考えて疑心暗鬼に陥る。
レザボア・ドッグス あらすじより
この作品の舞台はほとんど倉庫内で進行する密室劇なので、結構窮屈に感じるかもしれません。
タランティーノ作品の良さの一つである無駄話、
特殊な時系列をしていたり、
登場人物の回想を経て物語が進行していく形をとっていたりと色々が退屈にさせないが、
やはり好みが分かれる作品でもある。
終わり方が衝撃的で それだけでも元の倍を取った感はあります。
タランティーノ作品を見た事が無いという方は、
入門にまずは レザボアドッグスを見て、相性が良ければ 他ンティーノ作品も面白いと感じるはずです。
パルプ・フィクション
パルプフィクションは1994年の映画。タランティーノ作品と言えばこの作品が高確率で出される。
タイトルのパルプフィクションは直訳すると「安っぽい作品」で、
意味は「くだらない話」「安っぽい会話」となっている。
くだらない話とは言ったものの、この映画の良さは他愛のない会話シーンにあって
登場人物の良質な会話や やり取りを楽しんでいく作品となっています。(物語もちゃんとありますが)
通常の作品とは違い、
「起承転結」ではなく「転結起承」となっているぐらい物語の時系列がバラバラですが、
頭を使って見る作品ではないので、特に気を付けて見る必要もありません。
パルプフィクションは肩の力を抜いてお酒を飲みながらダラダラ見るのに最適です。