男女間でそわそわし始める2月のバレンタインの季節。
恋愛感情とはまた別に コミュニケーションの一種として日頃から関わりのある人へ渡す義理チョコ文化というものもあり、「今年も貰ったチョコは0だよ~アハハ…」と落ち込んでいる男性に設けられた救済措置にもなっています。
他にもホワイトデーのお返しを期待しての義理チョコだったり、義理チョコに偽装した本命チョコだったり、バレンタインは密かにかなり高度なコミュニケーションを繰り広げられています。
【義理チョコ離れ】バレンタインの義理チョコ文化はもういらない?
2024年は義理チョコを上げる人が過去最低に
来週14日のバレンタインデーを前に行われたアンケート調査で、プレゼントを「職場の人」に渡すと答えた人が調査開始以来、最低だったことがわかりました。
日本生命が男女約1万9000人の契約者を対象にアンケートを実施したところ、「プレゼントを渡す予定」と回答した人は全体の37.6%で、2023年から3.1ポイント上昇しました。プレゼントの平均金額は3238円で、2023年の3324円と比べてわずかに減少しました。
プレゼントを渡す相手は「配偶者・パートナー」が66.2%で最多でした。その一方で、「職場の人」に渡すと答えた人は2020年の調査開始以来、最低となる14.1%で「義理チョコ離れ」が鮮明になっています。職場の人や仕事関係者にプレゼントを渡すことについては、「どちらかといえば必要ない」と「必要ない」が72.1%を占めました。
義理チョコ離れが鮮明に バレンタイン「職場の人に」渡すが過去最低 日本生命アンケート調査 より
バレンタインデーに職場や学校で 仲が良い訳じゃないけどそれなりの距離感の人、いつもお世話になっている人などにチョコを配ることもめずらしくありませんでしたが、
2024年のバレンタインに関するアンケートでは「職場の人にチョコを渡す人」は過去最低の14%となり義理チョコ離れが進みつつあるようです。
義理チョコが無くなりつつある原因…そもそも義理チョコ文化は無くてもよかったんじゃないかという疑問
義理チョコ文化が廃れてきている主な原因としては在宅ワークやリモート授業の影響で、そもそも義理チョコを渡す機会が無くなったことから。
飲み会も「本当はいらないんじゃないか?」と疑問視されてから淘汰されつつあるのと同じように、義理チョコ文化も将来無くなっているかもしれません。
義理チョコを渡しても”勘違い”する人もいたり、義理チョコ始動のホワイトデーお返しまでのやり取りがめんどくさかったり、甘い物が苦手と断られたり、何かとトラブルの元になることもあるので良いイメージを抱いていなかった人もいたと思います。
義理チョコは渡す女性も「職場の人に義理チョコを渡さないといけない義務感(チョコハラ)」を感じる人はしんどかったと思うので、結果的に義理チョコ離れはよかったのでは…?と思います。