若者のカラオケ離れが進んでいる カラオケが億劫になる大きな理由
1990年代~2000年代はカラオケの全盛期と言われており、外に出かけて数人で遊ぶならカラオケに行くのは鉄板でした。
料金も比較的に良心的なところも多いので中学生や高校生もカラオケに足に運びやすいと思います。
しかし、今の若い子たちはカラオケに行くのが億劫になっており、カラオケ離れが進んでいると言われています。
「好みバラバラ」「歌が難しすぎ」…若い世代のカラオケ離れに意外な理由
娯楽や趣味の多様化、コミュニケーションの変化もあって、カラオケへのニーズは、いま大きく変化。1996年には【16万室以上】あったカラオケルームの数も、2022年は【11万室】まで数を減らしています。
では“カラオケ離れ”の背景に何があるのか。若い世代に尋ねると、意外な答えが返ってきました。
《若者のカラオケ離れの理由》
「最近の曲は難しい」加速する若者の“カラオケ離れ”に新サービスで対抗!絶景の“カラオケ観覧車”に“映えるフード”メニュー…癒し系コンセプトルームも【令和のカラオケ事情】
①【最近の歌は難しすぎる】
➡ラップやK‐POPなど好きだけど歌えない曲が多い。
②《歌の好みがバラバラ》
➡サブスクでいろいろなジャンルの音楽が聴けるので好みがバラバラ。
➡みんなで盛り上がる曲を選びにくい。
③《歌っている姿をスマホで撮られたくない》
➡SNSでアップされるのが嫌。
カラオケに行きづらくなる大きな理由としては
- 流行っている曲や好きな曲に歌えない曲が多い
- サブスク流行の影響で曲の好みがバラバラになってしまっており、盛り上がる曲を選びにくい
などがあり、その理由の根源にあるものはだいたい「自分が好きな曲を歌いにくい」所にあると思います。
「自分が歌いたい曲が人前で歌えない」となるとカラオケに行き難くなる
カラオケは一緒に来た人達の好みに合わせて歌わないとイマイチ盛り上がりに欠けてしまいますが、
今の若い子はテレビではなく、Youtubeや音楽のサブスクで好きな曲を見つける事が多いため、曲の好みが昔よりもかなりバラけていると思います。
Youtubeでおすすめ動画や関連動画からや、サブスクで新曲のランダム再生してるうちに好きな曲に出会うような感じなので、
周りの人がまったく知らないマイナー曲が好きになりやすい環境です。
最近の曲も昔と毛色が違い、スキルフルな曲も増えており、ある程度練習を必要とする楽曲が多く見られます。
最近の流行している曲のジャンルに[hip hop]や[K-pop]などがありますが、
これらの曲は難易度が高さから カラオケで歌うのに適していません。
ちなみに今流行っていると言われているのが、creepy nutsのBling-Bang-Bang-Bornですが、
そもそもR指定さんが手掛ける楽曲はカラオケで歌うのにはハードルが高いです。
ひと昔前はアニソンで「SOUL’d OUT」や「マキシマムザホルモン」のような異色で歌うのがほぼ無理なアーティストはたまに聴く程度だったものの、
今も更に難しい曲が多くなっているような気がしますが…どうでしょうか。
おじさんおばさんたちには昭和歌謡曲や懐かしい平成ソングなどの手札があり、同世代とカラオケに行けばその世代の鉄板だった曲を歌うことが出来ますが、
今の若い子たちの間で流行っている流行りのスキルフルな曲に選択肢が絞られており、
また、昭和、平成ソングは周りが知らないので選ぶのはリスクが高いため、どうすりゃええねんっていう状況に陥りやすいのではないでしょうか。
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