関西人は常に面白さを求めているため、話している相手を笑かそうという意識を持っている人が多く、どんな時もボケを振るとツッコミに回って拾ってくれたり、逆に自らがジョークでジャブを打つこともしばしばある程。
そんな掛け合いが出来ることもあって関西人は全体的に「話がうまい」「コミュニケーション能力が高め」というイメージがあります。
【トーク力】関西人は話がうまいって言われているけど本当?【コミュ力】
関西、というか 物流が発達していた大阪は元々商人の街で、商品の売買や値切り交渉などのコミュニケーションを楽しんでいたとされています。
現在もその商人文化の名残で他の地方の人よりも関西人は人当たりが良いと言われている理由です。
そして関西人は無意識に「面白い=偉い」という雰囲気に飲まれてしまっており、
幼少期から「すべってるでw」「返しが下手くそや…」「長いな~そのノリ」など 学校の同級生同士でお笑い筋肉を切磋琢磨していることが多いのではないでしょうか。
関西のローカル番組もお笑いの番組が放送されていることが多く、
漫才からでも話のテンポやスピード、相槌、タイミング、 話が上手い芸人さんのトークを聞くだけでも
無意識にそのトーク力を学んで取り入れていることもあるかもしれません。
小さいころからボケ、ツッコミなどの場数をこなし、大体の人が笑いに重点を置いたコミュニケーションをしてきたと思います。
そして話を面白くするには「完結にわかりやすく」「起承転結」「オチをつける」など状況によって細かいテクニックを用いりますが、
真面目な話をする際もそのテクニックを応用して話しているから、「関西人には話が上手い人が多い」と言われる理由なんじゃないかと思います。
関西人は話にオチをつけることを特に気にしているが、昨今ではその風潮は無いかもしれない
全員がそうではありませんが関西人は特に「話にオチをつける」ことを重視しています。
昨今では「メタが一周回って”話にオチをつけるのは古い”とされ、オチをつけることが無くなったので当人らもあまり気にしていない」
「他地方出身の人の話はオチが無くても許容されている」
など 「関西人相手にはオチをつけないといけないというステレオタイプ打破のため」
“話にオチをつける暗黙の了解”は緩和されつつあります。
多分、面白くない、余裕が無い人程、話のオチを気にする傾向が高いかもしれません。
オチが無い話をしても「…オチは無いです」とだけ言えば「無いんかい」で終わるという関西人対策もあります。