【ベルセルク】三浦先生が手掛けた実質最終回はキャスカがトラウマを克服しようとするところまで 今後の展開は森先生が把握済み

漫画/アニメ

漫画「ベルセルク」は作者の三浦建太郎さんがお亡くなりになったことで、未完の大作になると思われましたが

2022年6月24日に発売する「ヤングアニマル」で

「ホーリーランド」や「創世のタイガ」で知られる漫画家・森恒二さん監修の下、連載開始される事が発表されました。

森恒二さん

ベルセルクのストーリーで蝕に突入する前に三浦建太郎さんと森さんでネームの話し合いをし、

その際にベルセルクのストーリーがほぼ完成したと話しています。

ベルセルクはその後も殆ど変更なく物語が進行しており、ベルセルクの今後の展開を全て知っているのは森恒二さんだけとなっています。

【ベルセルク】三浦先生が手掛けた実質最終回はキャスカがトラウマを克服しようとするところまで【ネタバレ注意】

妖精島に来たガッツ一向は妖精王の[“花吹雪く王”ダナン]に会い、

シールケとファルネーゼが時の回廊を使ってキャスカの夢の中に入り、心を取り戻す事に成功します。

しかし、キャスカの自我を取り戻す際、最後の欠片である心臓を呪詛を宿したまま人形に戻してしまったため

キャスカが「ガッツを顔を見たり、声を聞いたり、する」だけでも蝕のトラウマを思い出してしまい、

発狂して意識を失う状態になっていました。

そこに決まって満月の夜に現れる黒髪の少年がガッツやキャスカの元に現れます。

必ず朝になったら消える少年は妖精島にいる間はなぜか朝になっても消えませんでしたが、

ある日の夜、キャスカと一緒に寝ている所からいきなり飛び出し、

外で少年の姿はグリフィスに変わっていました。

満月の夜に現れる少年はグリフィスが見る夢の中の自分だったことが明らかになった所で終わりました。

引用:三浦建太郎『ベルセルク』
引用:三浦建太郎『ベルセルク』 最後のページ

ここが三浦健太郎先生が最後に手掛けたベルセルクの最終話です。

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ベルセルクファンにとって森恒二さんとスタッフさんには感謝しかない

三浦さんが描きたかったベルセルクを完結させるのは難しく、正直後任を担うのはリスクしかありません。

それでも批判承知で森恒二さんがプレッシャーがあると思われる中、ベルセルクの続きを引き受けてくれました。

ベルセルクのストーリーを最後まで知っているのは唯一森さんだけなので(しかも30年前の話)感謝しかありません。

三浦建太郎先生不在のベルセルク連載再開するも「違和感が無い」という感想が多い

森先生監修・アシスタントが作画するベルセルクが連載再開されましたが(365話~)

「違和感を感じない」との声が多く、「ベルセルクを完成させようとする執念」が伝わってきて心に来るものがあります。

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