労働に嫌気が刺している人なら皆が憧れるFIRE、
またの名をアーリーリタイア、早期退職など呼ばれる。
仕事からは解放され、自分が好きな事をして、好き時に食べて寝る生活はまるで夢のようだが、
どうやらFIREには問題点があるらしい。
【早期リタイア】fire後の生活、やることがないと飽きて働きに戻る人が多かった【fire卒業】
FIRE後の生活は 何不自由のない光景が浮かび、
強いて言うなら出費を考えて使うぐらいしか不満な点が見当たりませんが、
FIREした人の中で「暇すぎて辛い」という現象に陥っている人が割と多いそうです。
生きがい求め「FIRE卒業」
あんぱんFIREマンさんは、18歳で始めた株式投資で6500万円の資産を築き、去年、FIREを達成。以前は、夜勤などもある工場勤務をしていましたが、FIRE後の生活はというと…。
午後1時ごろに起きて、ゴロゴロした後、夜は友達と遊んだりゲームをしたり、映画を見たりして過ごし、眠くなったら寝るという生活だったそうです。
あんぱんFIREマンさん:「楽しいんですけど、飽きが来る。地域のボランティア活動に参加したり、そういうことを織り交ぜて、承認欲求などを満たさないと、何のために生きてるんだろうとなってくる」
生きがいを求めて、1年半のFIRE生活を卒業。11月からサラリーマンとして働き始めました
あんぱんFIREマンさん:「新しい人生のスタートみたいな感覚。毎日が結構ワクワク、ドキドキ。いつでもやめられる状態がすごい今、自分では気が楽」
【独自】「FIRE卒業」再び働く人が増加 “火だるま”市場乱高下で大損…米国でも続出
「FIRE後の生活は最初は楽しかったけれど遊ぶのに飽きが来て 暇を持て余すようになり、
次第には生きがいが無くなってくる」といった悩みにぶつかる人もいるようだ。
何か本気で打ち込めるクリエイティブ系の趣味を持っている人や
読書、映画などで暇つぶしを遊びを上手くできる人もいますが、
いきなり趣味に飽きたり、打ち込む事が無くなったりして時間を持て余してしまうと
暇すぎる状況に陥ってしまいます。
今まで仕事一筋だった人は遊び方が下手な所もあるのかもしれません。
実際、自由時間が5時間を超えると幸福度が低下するという研究結果がある
幸福度が上がるのは自由時間が2時間までで、5時間を超えるとむしろ幸福度が下がるという事が研究で分かっています。
しかし、自由時間がかなり多かったとしても
「生産的な趣味(イラスト制作、音楽制作、トレーニングなど)」をしていれば幸福度は下がる事が無かった模様。
FIREは「仕事はしなくてもいい」という選択肢ができるのが強い
暇な時間を上手に使えなければ幸福度が下がるため
「仕事から解放される」という理由だけでFIREをするのではなく、
何をするためにFIREをするのかを考えなければいけません。
じゃあ「打ち込めるものを見つけるまで仕事をしなければいけないのか」という話になりますが、
FIRE出来る程資産形成していれば
お金のことを気にせず、趣味でサラリーマンをやるというのはやはり心に余裕を持ちながら仕事ができるので、
「お金のために仕方が無くしなくてはならないもの」という認識だった頃より気楽に仕事が出来ると思います。
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