クレーンゲームやメダルゲームの他にも
音ゲー、格ゲー、レーシングゲームなどのビデオゲームを置いている[ゲームセンター]。
アーケードゲームが全盛期だった1990年代頃は
小学生から仕事帰りのサラリーマン、ゲームオタクだけでなくヤンキーなど
幅広い層がゲーセンに集っていたが、今はゲーセンに足を運ぶ人が減り、
ゲームセンターの店舗数は年々減少傾向にある。
現代の若者でゲームセンターという商業施設が
「普通に生活していて本当に見た事が無い」という人もかなり多いのではないでしょうか。
なぜゲームセンターが閉店ラッシュしているのか?コロナ以前からビデオゲームの終焉は近づいていた
ゲームセンターの経営も厳しくなっている
ゲームセンターに置くアーケードゲームも年々進化を遂げていますが、
費用面ではかなりゲームセンター側に負担がかかっています。
昔は新作ゲームを導入する場合、1タイトル10万で基盤を買ってなかみを入れ替えるだけでしたが、
今ではゲーム毎に筐体まるごと入れ替えるタイトルが多いため
500万~2000万程費用がかかるようになっています。
それに加えてゲームセンターでの全国ネット対戦が実装されてから、
通信費も嵩むようになっています。
そのため1クレ100円のビデオゲームの利益はほぼ無いに等しく
だいたいプライズで賄っている場合が多い模様。
アーケードゲームも家庭用ゲーム機でオンラインで遊ぶ事ができ、費用もかさまない
昔のゲームといえば一人用ゲームが多く、
ギリギリ二人で遊べるゲームは友達を家に呼んで出来ましたが
当時インターネットが無かったので、
ゲームセンターに行かなければ、不特定多数の人と遊ぶ事ができませんでした。
2000年以降はネット環境が急速に普及、
家庭用ゲーム機の方も無線で繋げれるようになった[xbox360]や[ps3]などのハードが出てからは
ゲームセンターにあるようなゲームでもコントローラーとネット環境さえあれば、
気楽にオンラインで遊んだり対戦したりすることが出来るようになります。
しかも、ゲームセンターでゲームをする場合、
普通なら1クレ100円、良くて2クレ100円で遊ぶ事ができますが、
家庭用にも同じゲームがあるなら、家で遊んだ方がコスパが良いんです。
格闘ゲームの場合、
「家庭用の方が猛者や色んな人と対戦できる」「無制限にトレーニングモードをしたり、ネット対戦ができる」など
のメリットがあるため、
[オフで対戦したい]、[ゲーセンの空気を味わいたい]、[とりあえず遊びたい]等の理由が無ければ家庭用一択になってしまいます。
今のゲームセンターに置いてあるゲームは初心者が参入するには厳しいため、
昔よりも相当ハードルも上がっている事もあるそう。
様々な理由でゲーセンに足を運ぶ人も相対的に減った
昨今の娯楽はお金をかけなくても何時間も楽しめるコンテンツが世に溢れています。
ゲームでいえばスマホゲームの普及の他に PCゲームのFPSやMMORPGなどのオンラインゲームがありますが、
これらのゲームは大抵無料で出来るタイトルが多いので、
まずこの無料オンラインゲームに人口を吸われている事もあります。
現代の若者は娯楽が溢れている故に常に金欠状態にあり、
遊ぶのに毎度お金がかかるゲーセンは若者には厳しい環境ではあります。
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