諫山創先生による漫画作品[進撃の巨人]は2010年代の中でもトップレベルで面白いダークファンタジー漫画で、
グロい作品であるのにも関わらず、壮大なストーリーでかなり面白く、
あちらこちらで紹介され世間に馴染んでいった。
普通に生活をしているだけでどこかしらのタイミングで知ってしまう程取り上げられる有名作品だ。
【ネタバレ注意】進撃作者・諫山創「進撃の巨人の最終回、ひどいかも」と語られる
[進撃の巨人]の最終回はいわば「今までの種明かし」的な展開で
最終回直前周辺まで悲惨な状況となっていましたが、
無事に大団円で終わりを迎えた。
人気作品であるため、当然終わり方に賛否両論ありますが、
自分の作品の最終回について 作者である諫山創先生が
ニューヨークのイベント[アニメNYC]で語られた。
漫画の世界では「連載が始まっても80%が打ち切りになる」。自分の作品も難しいだろうと思い、当初は「とにかく打ち切りにならない」が最大の目標だった。
ストーリー展開について「なんてひどいことするんだ」とか「もっとやれ」「スカッとした」など読者の意見が分かれるのが良かったと言う。
結末は最初から決まっていたが、主人公のエレンについては決めていなかった。「描きながらエレンて思っていたよりいい奴ってなって、エレンがここまでやるのに説得力を持たせるためにストーリーを変えていき、結果うまくいかなくなった。
ラストは自分でも難しいなと思いながら描いていました。すみません…」と詫びた。これに対してファンからは笑いと同時に「We love you」という声援と大拍手が沸き起こった。感激した諫山氏は「泣かないように…」と俯き、さらに会場が沸いた。
参照元:アニメ、漫画、ゲーム…日本サブカルの祭典にファン集合。「進撃の巨人」諫山創に会場沸く
結末についてはもう最初から決めていたとのことですが、
主人公のエレンの行く先についてまでは考えていなかったという。
ストーリーを進めていくうちに展開にテコ入れをし、
結果納得できるものにならず後悔していると語られている。