SNSで空を見上げたおじさんの画像を添えられると共に「ああ 良き天気、心安らかなり」といったネットスラングを見かけるようになりましたが、
このネタの初出はかなり前なのにも関わらず、今になって謎に流行し始めている。
ネットミーム「ああ良き天気 心安らかなり~…」の元ネタとは
「ああ 良き天気 心安らかなり~…」とは
籠池泰典氏が出頭前に詠んだ現代の辞世の句である。
「ああ 良き天気。心安らかなり
日本の夏 蝉の声
いま静かにして 木の下に宿れるなり
我が心 その宿れるなりと同じき 安き心にある」
これを詠んだ後 すぐに「行ってきます」と言って歩き始め、
その後、諄子氏の「お父さんかっこいい」までがセットになっている。
ちなみに籠池泰典氏は森友学園問題で森友学園の理事長を辞任、補助金不正受給の疑いで逮捕されている。
籠池構文はたまに使いたくなるネットスラングだった
このいわゆる籠池構文の初出は2017年とかなり前のことですが、
印象的だった現代の辞世の句であったため、度々心が安らかになった時に詠みたくなるとこともあります。
籠池構文は元ネタに沿って「自分が苦しい状況に陥っているが、吹っ切れている」といった塩梅でよく使われていますが、
「単に日本の夏で良い天気の時」「ただ言いたいことを構文に沿って言っているだけ」など基本的に何でもありである。
SNS大喜利でかなり使いやすい構文でもあります。
2024年の籠池構文は「ん、〇〇、心安らかなり」
最近は「ああ、良き天気 心安らかなり~…」といった構文の前に「ん、」を付けるようになり、
「ん、〇〇、心安らかなり」という形が鉄板になっている。
「細かいようだけど元ネタは「ん、」じゃなく「ああ」だろ」と気になっている人もいますが、
あれはとある元浪人生Youtuberであるりっさ28さんのの口癖を真似した結果、籠池構文と混ざっただけなようで、大した意味は無いようだ。
「ん、」にした方が締まった感じがして結果的に改善されたこともあって、SNSでこんなに流行ってしまったのかなとも思います。
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