異世界転生作品が多いなろう系作品ですが、
読者層は20代、30代の割合が多いというデータがネットで転がっている。
20代、30代はもちろんだけど、10代や小中学生もなろう系は読んでいないのかと疑問に思いますが、
実際、小中学生のような子供たちにはなろう系作品はあまり親しまれていないジャンルとなっているようです。
なろう系作品を読むには意外と予備知識が必要なため、中高生がついていけない
なろう系作品に多い、異世界転生モノは
RPGゲーム(主にドラゴンクエストのような)や古き良きMMOのオンラインゲーム世界観を題材にしたものが多いと思います。(それを逆手にとった作品もありますが)
時代は中世ヨーロッパ辺りで主人公は勇者、ラスボスは魔王、
雑魚敵はゴブリン、オーク、ドラゴンといった感じで
異世界転生系の主人公はMMORPGでありがちな職業選択やスキル割り振り、ステータスオープンなどを行います。
このなろう作品でよく出てくるお約束の流れは
予備知識が無いと「なんのこっちゃ」という感想しか抱かず、
あまり中高生の間では親しまれていないようです。
なろう系の読者とMMO全盛期に真っ只中の世代は被っている?
最近の子供がやるゲームといえば、スマホゲームをやったり、
switchの人気ゲーム(スプラトゥーンやスマブラなど)や
マイクラ、フォートナイト、ギリギリapexもやるかどうかという感じで
なろう作品で題材になっているようなMMORPGとはあまり馴染みがないのは確かではないでしょうか。
2000年代~2010年前半辺りのMMO全盛期だった時にどっぷりネトゲにはまってた世代が
現在の20代後半~30代に当てはまるため、
なろう系の読者にその層が多くいるんだと考えられます。