広大なマップを探索できるオープンワールドゲームには長距離移動が付き物で
長い移動の時間が退屈に感じることがネックとなっていますが、
昨今のオープンワールドは一度来たポイントには「ファストトラベル」で瞬間移動できるように移動時間短縮ができるゲームが多いです。
オープンワールドが合わない人の「移動がめんどくさい問題」はあるけどファストトラベルは無い方がいい?
「ファストトラベル」は移動時間を短縮できる便利な機能ではありますが、
「ゲーム性が失われる」欠点もあるため問題提起されることが多いです。
この「ファストトラベル問題」について、ドラゴンズドグマ2に携わる伊津野英昭ディレクターは
「オープンワールドゲームの移動が退屈なのではなく、ゲーム自体が退屈だから問題になっている」と指摘しています。
ファスト トラベルは、オープンワールド ゲーム内で議論が多い問題です。簡単にしすぎると、世界を矮小化する危険があります。難しすぎると、プレイヤーは移動が退屈に感じるかもしれません。ドラゴンズ ドグマ 2 のディレクターである伊津野英明氏は、この議論に参加して、前者を避けたがる理由を説明し、プレイヤーが通常通り旅行して周囲の世界を体験することを好みました。
移動は退屈ですか?それは違います。あなたのゲームが退屈だから問題になっているだけだ
ファストトラベルは、本質的にオープンワールドを一連のロード画面に変えてしまうとして他のゲームで批判されてきた。その結果、一部のゲームでは、この機能に別のアプローチをとったり、続編で復活させるために完全に廃止したりすることさえあります。伊津野氏は、最終的にファストトラベル機能が気に入っていると述べ、「便利で良いものです」と述べています。しかし、彼は距離が『ドラゴンズ ドグマ 2』の重要な部分であるとも感じており、それがチームが最終的にファストトラベルを制限することを選択した理由です。
Dragon’s Dogma 2 Director Explains Why Less Fast Travel Can be a Good Thing より
このファストトラベル問題に関して長年議論されてきましたが、
やはり「移動も楽しめるゲーム且つファストトラベルを実装して
ファストトラベルを使うか使わないかはユーザーに委ねるべき」という結論も出ています。
ゲーム性を大事にしたい人にとってはファストトラベルは排除した方がいいという人も少なからずいますが、
この効率主義の人が多くなった現代では「ゲームの中では移動を短縮したい派」の方が多数を占めていると思います。
ファストトラベルが無かったら無かったで、移動中に「ファストトラベルがあれば…」とふと脳裏によぎってしまうかもしれません。
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