パートやアルバイトの立ちっぱなしの仕事は正直しんどい
高校生から晴れてアルバイトが出来る年齢になりますが、
高校生でも応募できるアルバイトは接客業や製造業など基本的に立ちっぱなしの仕事が多めです。
正直、授業や勉強等で座っている時間が長い高校生が初めて立ち仕事のバイトを3~5時間程すると、
ほとんどの場合、最初は足がパンパンになって痛みを感じ、帰宅後に疲労感がどっと来るなど想像以上に疲れが出るので、慣れるまでは本当に大変です。
自分が高校生の頃に初めてやったアルバイトは清掃業で、基本的に歩き回るので立ちっぱなしよりはマシですが、
長靴を履く必要があったので、バイト初日は足裏の使っていない筋肉が痛くなり、全身も筋肉痛だったことを覚えています。
足の痛みは最初の数週間で慣れて感じなくなりますが、
数時間歩き回ったり、立ちっぱなしで来る疲労感は着実に身体にダメージは入っているので慣れるといっても「疲れている状態に慣れる」という感じです。
昨今は立ち仕事に椅子を導入しており、座って作業をする所もある
最近、レジに椅子を置く店が少しずつ増えている。ディスカウントショップのドン・キホーテでもレジスタッフ用の椅子を導入した。
ドン・キホーテ浅草店の花井章郎店長は「長い方だと1日8時間立つので、負担軽減のために労働環境改善のためにやるべきだと。特にルールは設けていませんが、ちょっと余裕ができたら座るとか、そういうイメージかと思っている」と説明。6年働く従業員は「精神的な負担も減ったし、体や足の負担も減った。前に移動したり後ろに移動したり、低くしたり高くしたり調整できるのでけっこう助かっている」と肯定的にコメント。試験的に一部のレジに導入している椅子だが、今後増やすことも検討しているという。
立ち仕事はキツイ… “座ったまま接客”はアリかナシか?ドン・キホーテではレジに椅子を導入する店舗も より
日本の接客業は「お客さんからの印象悪化を防ぐため」基本的に立ちっぱなしなことが多かったですが、
最近になってドン・キホーテやスーパーなどでもレジに椅子を導入する所が増えています。
レジに客が来ない間だけでも座っていれば、だいぶ楽になるはずです。
しかしながら、レジに椅子導入は「客に対して失礼」と思っている人が一定数いる
スーパーのレジでも後ろに椅子があり、待っている間は座っている人は見かけることはあり、
立ち仕事を経験していた身からすれば「立ちっぱなしはしんどいからいくらでも座ってくれ」と思ってしまいますが、「接客態度がなっとらん」と反対派もいるのは事実です。
上記動画内で行われた”座って接客するのはアリかナシか”の番組アンケートでは
- アリ派が84.3%
- ナシ派が15.7%
となっており、「客に対し失礼」という理由からナシ派に入れているそう。
「接客態度」の理由の他に苦労を美徳とする人が「自分の時代はしんどい思いをしたから下の世代も同じく辛い思いをするべき」と考える人もいるのが日本です。
「消防士が飲食店でメシ食ってるんだけど!!!」「バスの運転手がサングラスをかけてる!!!」などのただ足を引っ張りたいクレームが入る日本にしては座り接客の反対派は意外と少ない…?
椅子を導入して座っても良しとされる時代は日本に来ないのか?
一部のクレームで仕事がしにくくなったり、仕事の手間が増えた例はたくさんありますが、
今回 座って接客することに対してアリ派が多数派だとわかっているので、座って接客することがクレーム入りまくって無くなる可能性は低いと考えていいと思います。
海外は基本的にレジ打ちする店員でも座っていますし、喋りながらレジ打ったり スマホをいじったりさえするので、(いい加減すぎてマイナスな所もありますが)
立ち仕事で座ってもパフォーマンスが変わらない仕事ならどんどん椅子を導入してもいいと個人的に思います。
その光景が当たり前になれば、多分誰もクレームを入れなくなるんですけどね…
少しでも他人に寛容な社会になってくれと思うばかりです。
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