【他責思考】いつまでも環境や周りの人のせいにする人の末路とは

雑談(時事、日常生活)

子供の頃はある程度 親に従って生きなければなりませんが、

時間が経ち自立できる年齢になれば 自分でなんとかできる範囲が広がります。

【他責思考】いつまでも環境や人のせいにする人の末路

前置き:どうしようもない環境に身を置いていた人は仕方がない部分はある

人によって色んな人生があるので一概には言えませんが、

実際に、幼少期に家族間で問題を抱えてた人は 将来にも影響を及ぼしてしまうこともあり、

本当に自分の力ではどうしようもない環境に生まれた人はしょうがない部分もあります(↓より)

ACE研究は1990年代、米国の医師が肥満の背景に子供期の逆境体験があることを発見・発表したのを機に始まった。

大規模調査は令和3年に京都大が実施し、20~69歳の男女2万人から有効な回答を集めた。18歳までに、親から殴られた▽家族から大切に思われていないと感じていた▽親が別居や離婚をした▽母が暴力を受けていた▽家族がアルコールの問題を抱えていた-などACEとなる10項目を質問。対象者の約4割が、1つ以上のACEを経験していることが分かった。

一般に貧困家庭で育つと貧困になりやすいといった傾向は知られるが、三谷氏はこうしたほかの要因を排除する統計的な処理をした上で、ACEの該当数(ACEスコア)が人生にどう影響するかを分析した。

その結果、スコアが4以上の人はゼロの人に比べ、健康面で「重度のうつ・不安障害」に4倍、「自殺念慮あり」に4・4倍、社会経済面で「中卒」に2・9倍、「失業」に1・8倍、人間関係で「未婚」に1・3倍、「離婚」に1・9倍なりやすく、スコア1~3でも段階的にリスクが増加する傾向があった。

引用元:子供の人生「親ガチャ」影響どこまで 18歳までの「逆境体験」が及ぼす将来リスク判明 より

いつまでも他責思考でヤバい人は、自分でなんとか出来る力を持っているのにそれをしない人

しかし、ある程度恵まれた環境で大抵のことは自分でなんとか出来るようになっている人

いつまでも他責思考だと自己成長ができる機会を逃したり、周りのポジティブな人から人も離れていきます。

恵まれた環境に身を置いていた人は 周りの人間もまともである確率が高いので、

年齢を重ねていくうちに「いつまでも環境や周りの人のせいにしているとよくない」と他責思考をしないように意識している人間が多いはずです。

年齢を重ねると 周りにあるのは自分で選んだものしか残っていないので

愚痴を言い続けていると、やっぱり似た同士で周りが固められることが大半です。

それを心地が良いと感じる人もいるかもしれませんが、

愚痴ばかり言う人は他人を下げることやが得意なので、

自分がやっと打ち込めるものに出会って心機一転して頑張ろうと思っても

周りがそれを許さず、足を引っ張られます。いわば沼です。

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他責思考は精神的に良いが、自責思考より他責思考の割合が高いと成長の機会を逃してしまう

必ずしも「他責思考=悪」ではなく、

メンタル的に受けるダメージを少なくできるので、

時には周りの環境にして自分を大切にすることも時には必要です。

しかし、他責思考は楽な代わりに 自己成長に繋がることはありません。

「周りのせいする」以上のことにはならず、思考停止してそれで終わりです。

自責思考は「自分のここがダメだった」「もっと改善点があった」と発展的な思考なため成長に繋がっているんです。

いつまでも他人のせいにしているとずっとそのまま なんです。

「だってしょうがないだろ?~なんだから」と愚痴をこぼしても

周りは「そうだね。大変だったねそれは仕方がないよ」とだけ言って終わり、何も変わりません。

ゲームのように「周りの環境が悪かったからリセット」とはできないので、

今自分に出来ることは「持っている手札でベストを尽くす」しかないんです。

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フランシス・ガヌーの壮絶の生い立ちから来る言葉”人生はフェアじゃないけどベストを尽くすしかない”

フランシス・ガヌー

カメルーン出身のプロのMMAファイター。カメルーン人史上初のUFC世界王者。

貧しい家庭に生まれ、9歳から1日2ドルの日当で危険が伴う砂の採取場で働き、家計を助ける。

カメルーンでボクシングの成功の機会を得るのは難しいと考え、一旗揚げようとフランスのパリへ渡る決意をする。

いくつもの死線を超え、カメルーンからパリへの横断し、

パリではゴミを漁り、路上生活をしながらジムを探していたところ、

総合格闘技ジム「MMAファクトリー」を紹介される。

カメルーンからモロッコに1年かけて向かい、難民としていくつもの国境を越え、「ゴミの中の食べ物を漁ることもあった」というガヌー。自力の船でスペインへ渡り、26歳でフランス入り。

 フランスでも路上生活は続いたが、ジムに住み込みでMMAを学び、26歳でプロデビューすると、29歳でUFCと契約。アリスター・オーフレイムを1R KOに下すなど10連勝でスティペ・ミオシッチが持つヘビー級王座に挑んだ。

ベルトを巻いたガヌーは会見の最後に、難民であるために様々な機会を得られなかった経験から、そして自ら動き、栄光を掴んだ経験から、同じような境遇にある子どもたちに向けて、以下のように熱いメッセージを送っている。

「多くの人が自分が経験したのと同じような苦境にいて、つらい思いをしていて、世の中の最低水準に達しない幼少時代を送っている。すべての子どもたちに、せめて、幼少期を楽しめるような機会が与えられてしかるべきであるし、それで大人になったときに、自分自身の人生に責任を持つことができるようになって、自分の人生に自分でちゃんと責任感を持って行動することができるようになる。

だけど……(口を結ぶ)こういう境遇の人はみんな同じ状況であり、それに対して自分は、実際のところ何もしてあげられはしない。でももし、誰かに伝える機会があるのなら言いたいことは、“人生フェアじゃない”って僕も分かってる、でも信じて行動し続けてほしい。人生がフェアじゃないのは、君のせいじゃないんだ。これもよく分かるんだけど、きっと、時として君は、このフェアじゃない人生を“自分がいけないんじゃないか”って思う時があると思う。でもそうじゃない。

子ども時代に叶わないいろんなこと、たとえばあるスカラシップ(奨学金制度)に応募して落選したからといって、それは君のせいじゃない。君が果たすべき使命なのではなく、そこは両親がきちんとチャンスを与えられないことが問題なのであって、君に責任はない。履く靴がない、それは君のせいじゃない。ペンだとか、いろんなものを持ってない、それも君のせいじゃない。とにかく今の自分にできるベストを尽くして行動するしかない。そうすることで、自分自身にとっての責任を自分が認識することができるんだ」──。

引用元:【UFC】“78億分の1”路上生活から人類最強の座についたガヌーが子供たちに贈った言葉「人生がフェアじゃないのは、君のせいじゃない。だから──」 より

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