2022年の5月頃より「〇〇の○○気持ち良すぎだろ!」というネット構文及び、ネットミームがSNS欄や配信のチャットでよく見かけるようになりますが
こちらの本家については「ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ!」が元々のネット構文となっています。
【ニコニコ】ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ!とは 元ネタや歴史について【ネットミーム】
【元ネタ】ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ!が生まれたのは時を遡り2018年
2018年に発売されたPS4対戦ゲームソフト
[ディシディアファイナルファンタジー(DISSIDIA FINAL FANTASY NT)]のネット広告にの一つに
「ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ!」という宣伝文句が使われていた事から始まっています。
ディシディア内のティーダは「速さで相手を撹乱するヒットアンドアウェイスタイルのキャラ」でコンボをするキャラでは無く、
ティーダのコンボ自体もあまり繋がらずあまり気持ちよくないとされていた事から(個人の感想にはよりますが)この広告はネタにされていました。
このティーダの広告を元に有志が同じく[FF10]の登場キャラのワッカでコラ画像が作られます。
この時に「ティーダのチ〇〇、気持ちよすぎだろ!」が始めて生まれ、全ての元凶にもなりました。
もちろん原作のFF10ではワッカはこのセリフを言ったことがありませんが、
これはワッカが言ったものだと間違えて認識されるようになり、ネットミームとして世に浸透してしまいます。
【2022年】ティーダのコンボ気持ち良すぎだろ!が流行ったのはFF10のワッカのMADから
2022年5月7日に投稿された[ワッカ]の音MAD合作動画「【合作】おとわっか」がニコニコ動画でバズり話題となりました。
ニコニコ動画では総合ランキング1位に君臨し、200万回まで再生回数は伸び続けていました。※ニコニコでは該当のMADは削除済み
「【合作】おとわっか」動画の1分57秒頃より「魔法少女まどか☆マギカ」のOP曲「コネクト」と
ワッカの「ティーダのチ〇〇気持ち良すぎだろ!」を組み合わせたパートが人気を集めました。
こちらが発端で「○○の○○気持ち良すぎだろ!」というネット構文が至る所で見かけるようになります。
尚、無関係の動画にはこのMADのネタを持ち込む事を控えるようにと動画投稿者は呼びかけています。
【FF10とまどかマギカのコラボ】[コネクト]を作曲した渡辺翔さんも認知済み【風評被害】
ワッカのMADにより風評被害を受けた[魔法少女まどか☆マギカ]の主題歌「コネクト」ですが
コネクトの作詞作曲を担当した渡辺翔さんは普通は怒ってもおかしくはなかったものの寛容な対応をしてくれています。
【エボンの賜物】ワッカの音MADが影響し、STEAMのFF10が売上がトップに躍り出る
2001年に発売されたFF10(ファイナルファンタジー10)がワッカの音MADでブームが再燃し、
PC版(STEAM)の売り上げが上位にランクインします。これもエボンの賜物だというのでしょうか。
ゲームの配信者も流行りに乗ってFF10をプレイする人も増え、
ワッカのMADをきっかけにFF10をプレイした人も多いと思います。
ニコニコ動画及びYoutubeで[おとワッカ]本家が削除された【風評被害】
ワッカの音MADによってホモでもないワッカや作品、ブランドにも悪いイメージを与えてしまい、
「ティーダの兄貴分でただの機械嫌いの良い奴がどうしてこんな扱いをされているのか」
という思いもあってか ニコニコ動画の『ファイナルファンタジーX』を題材にした
MAD動画「おとワッカ」本家はドワンゴへ申請され、削除されました。
ワッカのMAD動画の人気は鎮火することはなかった
音ワッカがFF10及びワッカのMADのブーム火付け役にもなり、
有志により密かにニコニコ動画やYoutubeでは新たなワッカのMADが投稿され続けています。
(ニコニコ動画のランキングにはワッカが頻繁に顔を見せている)
ワッカのMADは「ティーダの気持ち良すぎだろ」の他にも
エボンの教えに反することから、機械を使用することに対して抵抗があるキャラでもワッカはネタとして使われます。