2022年8月29日に絵の特徴を学んでイラストを作成するAIサービス[mimic]が発表されました。
AIのイラストメーカーは無料で2回まで作成することができます。
尚、禁止事項には
「他人のイラストを勝手にアップロードしないでください。必ずあなたが描いたイラスト、もしくは権利を保有しているイラストをアップロードしてください」と注意書きされている。
mimic(ミミック)では15枚〜30枚程度のキャラクターイラストをアップロードすると、自動で顔部分を切り取り、AIが特徴を学んでイラストを生成します。規約によりご自身が描いた画像のみアップロード可能ですのでご注意ください。 pic.twitter.com/89rV8MmA6g
— mimic(ミミック) (@illustmimic) August 29, 2022
追記:他人のイラストを無断利用し、生成された絵が悪用される危険性があるとして、
一度[mimic]の全機能を停止している。
不正利用の課題を改善できた場合、正式にサービスを再開される予定。
絵描きAIがイラストレーターの仕事を廃業になるまでもっていくのか?
AIイラスト生成ソフトを使えば、何時間もかけて描くイラストを僅かな時間で仕上げるので
未来では「なんらかの作品の背景をAIに任せる」という事になっていることも考えられます。
イラスト業界は過去に[いらすとや]でピンチに陥っていた
いらすとやは2016年、スマホゲームのガチャを回すイラストから話題になってから、
様々なところでいらすとの商業利用可能の絵がいろいろな箇所で使用されるようになりました。
しかし、いらすとやの件とは別のAIの自動イラスト生成ソフト[ミッドジャーニー][ドリーム]などが、
イラストレーターの脅威であることは変わりありません。
AIのために絵を描く時代が来るかもしれない話
AIがイラストを自動生成出来ているのは、既存のイラストデータを元に生成していると思われるので、
将来、「AIに学習させるための絵を描く仕事」が生まれる可能性もあります。
また、AIの絵にはまだまだ不完全な面が多く(失礼ながら)、
「脳内で思い描いた通りの絵を描いてくれる」という事は滅多にないので、
注文通りの絵を描いてもらう場合はAIより人間に発注する場合が今後も続くと考えられます。