スーパー、コンビニ、百貨店などで棚に陳列されている食品は奥の方が新しく、手前の方が古いため
賞味期限が長い奥の方から取っていく人達がいる。
しかし、店員側からすると買わない商品を触られたり、売り場を荒らされたりするので、
良い行為だとは思われていないというのはずっと言われている話だ。
【終わらない戦い】スーパーやコンビニで商品を奥から取る人VS手前から取ってほしい店員
陳列されている食品を奥から取る人には
- 「消費期限内に消費できる自信が無い」
- 「値段が変わらないのなら新しい方を取りたい」
などの言い分がありますが、
手前の食品を取る事で売り場が荒らされる以外にも「日本のフードロスを防ぐ事ができる」というメリットがある。
日本は1年で約500万トンのフードロスがある。
これは世界中で飢餓に苦しむ人への食料支援量に匹敵する量。
世界各国で問題になっている飢餓に目を向ければ、
「食品は手前から取ろう」と思うかもしれませんが、
消費者自身には明確なメリットはあまりない。
強いて言えば、手前の商品が値引きされている時だけ 得をする程度で
正直「食品ロスとか世界の飢餓とかあんまり自分に関係が無い」「飢餓なんて子供を作りすぎてる事が原因だ」と思われたら終わりです。
商品を奥から取るのは迷惑行為ではあるが、手前取りも強制されているわけではない
「商品を奥から取っていく事」は
「万引き」「冷蔵、冷凍食品を別の常温の場所に置く」よりかは凶悪ではありませんが、
それが逆に[最前列の商品しか取れない仕組みにする]、[奥から取ったら犯罪のルール作り]など
「対策するほど程でもないか」と結構軽視されがちな立ち位置です。
現状、手前取りは強制されているわけではなく、
お客さんのマナー、善意頼りとなっています。
万引きGメン
悲しき性だ・・・