東出昌大はなぜ山小屋で住み続けるのか?

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東出昌大さんは2022年2月に所属事務所ユマニテとの契約を解消、

その年前後に東京を離れてから山奥での生活を送っており、現在でも山小屋で暮らしを継続して続けている。

それどころかもう東京に戻るつもりはないとも話しています。そこまで東出さんが山奥での生活に拘る理由は何だったのでしょうか。

これまでの芸能人でスキャンダルが報じられた後 山奥に暮らしている人はおらず、山奥でなくても海外に身を移す方が簡単なはずです。

東出昌大が山小屋で住むことになったきっかけ

東出さんは以前から狩猟について関心を持っていました。

読書家の東出さんは20代前半の頃、泊まったホテルに置いていた「ぼくは猟師になった(千松信也)」という本を読んだことから、

「自分で肉を取ること」について興味を持ち、忙しい時間を縫って地道に勉強し狩猟免許を取るまでに。

東出さんのスキャンダルが報じられ、大変だった時期に

東出さんの狩猟仲間であり、狩猟の師匠としていた服部文祥さんが山に誘ったことがきっかけで山で生活を始めることになったとか。

東出さん自身にもそんな目をしていた時期があったことを。2020年に発覚した不倫騒動で、キャリアも家族も失った。バッシングを受けてどん底にいた東出さんに「山に来たら」と最初に声をかけたのが、狩猟仲間の服部さんだった。

「(自分から)人が離れていくだろうな、と思っていたんです。でもこっちに来たら、地元の人が『人生いろいろある』と言ってくれて」。スキャンダルの後、しばらくは眠れない日々が続いていたが「山ではよく眠れたし、飯もうまいと感じた」。ここでやり直そう、と決めた。

キャリアも家族も失い「死んだ鹿の目」だった俳優、東出昌大さんが、「また生きよう」と思えた山暮らしの魅力 「人間社会の『常識』が無駄に思える」 より

山での生活は半自給自足の生活で、家に置いてあるのは冷蔵庫のみで電気代は月2000円で家賃はなし、

スーパーで家で作れないものを買うこともあれば、狩猟した生き物やヘビや虫も食べる事もあるというサバイバルっぷり。

東出昌大が以前から自然の中で暮らすつもりだった

東出さんは狩猟だけでなく、以前から自然の中で暮らすことにも興味がありました。

それはメディアの企画での出来事で、

東出さんが長年ファンだったラッパーの志人さん

「いつか木々の多いところに住んでみたい」といった内容を手紙を書いています。

ラッパーである志人も東京出身でありながら、京都の山奥で住むようになり林業従事者などをしながら音楽活動をし、暮らしている仙人のような人

東出さんは自然の中で暮らしてみたい気持ちはあったものの 当時の忙しさが故に実行できるのは「いつか」とされていました。

しかし、今の東出さんの自然への 溶け込みっぷりを見ると、タイミングがあれば即実行していたんだなというのはわかります。

ちなみにラジオ番組「ハナシはこれから」で東出さんがホストを務めた時にはゲストに志人さんを呼んでおり、山ならではの話を聴くことが出来ます。

東出昌大は自然の中で考えの言語化や哲学をし続けている

自分達が普段食べている肉は、誰かが殺して加工して出されているものですが、

東出さんは「生き物を自分で殺して捌いて調理して食べて」自分達が食べているものに一から向き合い命について考えると言います。

しかし、東出さんは自然の中で生き方の模索や自分自身の考えの言語化などをしていますが、

今年されたインタビューでも 「猟に関しての考え方も言語化が2割ぐらいしか出来ていない」と言う程まだボヤけているところがあるようで、これからも彼は自然の中で模索していくんだろうなと思っています。

東出さんは便利だけど息苦しさを感じてしまう社会よりも、不便ながらもしがらみのない自然の中の生きる方が楽しめるとも語っていたので、東京に帰ることは近いうちではないかもしれません。

東出 自然の中で生きる生物って、飯食ってクソして寝る、それで完結している。けれど、社会の中にいると、学歴や経歴、容姿や出自……と、数多くのしがらみに囲まれている。そうした様々なしがらみに悩んだり疲れてしまった人に、飯食ってクソして寝る……そうした「自然とは?生きることは?」を再確認するための入り口になってくれたらいいかなとは思います。

東出昌大、狩猟密着映画への思い「“残酷であること”に真正面から向き合うことが人間には必要」 より

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