【なろう系】異世界転生が流行る理由は小さな社会問題と現実逃避が関係している?

【なろう系】病んでいる人に程異世界転生モノがおすすめできる? エンタメ

なろう系によく投稿される異世界転生モノといえば、

我々と同じ現実世界で生活している主人公が、ある日突然トラックに轢かれたり、通り魔に襲われるなどをして死んでしまい、

神やら上位存在やらが「君の死は早過ぎる予定外の死だったが 元の世界に戻せない。お詫びに何らかのチート能力が付与してファンタジー世界に転生させます」といった流れで転生先で無双するような作品。

上記内容のような典型的な異世界転生モノから派生して 様々な種類の異世界モノが作られており,

異世界モノから追放モノや悪役令嬢、婚約破棄などジャンルも生まれています。

今はワンパターンやマンネリ化を避けるため、何捻りも加えられているので、今も尚 探せば面白い作品は潜んでいます。

なろうブームもあって異世界モノの作品が増えすぎたことで中には内容が被っているものもあり、

また幼稚でご都合主義すぎる展開もあるため、苦手に感じて読んでられない人も多くいると思いますが、

なぜ異世界転生モノはアニメでも漫画でも流行りが廃れることがないのでしょうか?

【なろう系】病んでいる人に程異世界転生で生きがいを感じている

うつ傾向が強い人は現実世界から遠ざかれる「空想の世界」に生きがいを感じることができるので、

なろうで異世界モノを創作したり、異世界転生作品を読むことでもプラスの効果が得られることが明らかになっています。

うつ症状の強い人ほど「空想」に生きがいを感じていた!

うつ傾向が強くても空想することが好きで現実から離れた想像の世界に没頭できる人は、うつ傾向は低いが空想しない人と比べて、人生に意味を感じる傾向が有意に強いことがわかったのです。

キップ氏は「私たちは生き生きとした空想にふける傾向が、生きがいの実感と結びついている証拠を発見しましたが、これはうつ症状のレベルが高い人にしか当てはまりませんでした」と話します。

健康な人あるいはうつ症状の低い人には、私生活や仕事、人間関係を含む現実世界において人生に意味を見出す能力が十分に残されています。

これに対し、うつ症状の強い人は現実世界に意味を見出すことが難しいため、現実に束縛されない空想の世界に人生の意味を見出しやすくなっているというのです。

「空想の世界は現実の状況に制限されることなく、自分を好きなようにコントロールできるため、うつ症状のネガティブ感情から解放されやすいのでしょう」とキップ氏は話します。

しかし一方で、キップ氏らは「空想は一時的な救済を与えてくれるかもしれませんが、うつ病の根本的な解決策にはならないことに注意すべき」と指摘します。

うつ傾向の強い人ほど「異世界転生」で「生きがい」が得られる!より

異世界転生モノが流行るのは小さな社会問題かもしれない

昨今のアニメや漫画作品に異世界転生モノが廃れることなく 未だ数多くの異世界転生の名作が出続けているのは

その空想の世界に救われる部分があるからだったこともあると思います。

今の社会を生き抜く上で辛いと感じている人が多いからこそ 異世界転生作品の世界に浸ってその辛さを和らげることもできますが、

それは「異世界転生モノ」が現代で流行り続けている=社会全体でうつ傾向が強い人が多いとも受け取れるので、この話割と救いがねぇなって結論に至ります。

多分、現実逃避できる作品はたくさんあると思いますが、 [ちいかわ]のような作品は現実逃避を上手く昇華させた作品で、

異世界モノに関しては極端に自身の夢想を表したジャンルではないかと思っています。

異世界転生モノは日本だけではなく海外でも割と人気なので、日本に限った話ではありません。

ただ、空想で気持ちが和らぐのは一時的なものなので、日常生活で気分が沈んだ時に異世界モノを読むのが効果的ですが、

また、異世界転生を見ることだけでなく、RPGゲームやオンラインゲームなどのような現実世界とは程遠い世界に冒頭できるようなゲームでも効果が期待できるはずです。

しかし、それは根本的な解決にはならず、現実逃避にしかならないので上手く付き合う必要があります。それでも救われる部分はあるのでバカにはできません。

俺も異世界転生ばかり読む時期あったるけど病んでどったかな!?

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