ずっと言われている問題だが、
「若者の○○離れ」という話題について
だいたい「若者の貧困」が主な原因だという結論に辿り着く。
実際、20代後半になれば年収が上がるが、
20代前半の若者の年収はまだ高いとは言い難い。
貧困化は止まらないのに「若者の貧困は嘘」だと思われる理由
「若者の貧困化」は確かに進行しているが、
上の世代の方々は若者が貧乏である実態に気付けていないんじゃないかと思うこともあります。
実際、中高年の間で「若者の車離れやらブランド離れが進んでる!なんで!?」という話題が頻繁に上がるのは
若者が経済的に苦しんでいることをあまり存じ上げていないからではないかとも考えられます。
中高年層で若者が貧困化している状態に気付けないのは、
「若者が様々なサービスをやりくりしているため、傍から見れば貧困だと分かりづらい」といった要因もあるようです。
経済状況が厳しい人達は様々なサービスをやりくりしている
昔の貧乏な人の特徴としては
「ボロボロ、ヨレヨレの服を着ている」イメージがありますが、
服は新品でも安く買える店(セール時は特に)が増えている他、
古着屋、オンラインのフリーマーケットで中古の掘り出し物が見つかることもあります。
娯楽に関してはサブスクサービスの利用だったり、ネットがあればなんとでもなり、
住居に関しては、若者はかなり安い物件を選んでいるという話もある。
貧困の定義が何とするかで異論はあると思う