漫画の読み方がわからない人が増えている?現代の漫画はわかりやすさ至上主義が好まれているのか?

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映画やドラマ、小説、漫画などの創作物おいて遠回しに表現されるシーンは多々ある。

日本で一番有名なのは「月が綺麗ですね」という遠回しに愛情表現をするフレーズ

やはりシャイな人間ほど直接的な表現を避ける傾向にあるので、他にも多種多様な遠回し表現がある。

漫画の読み方がわからない人が増えている?

漫画のツンデレキャラよく言う

  • 「別にあんたの事なんか…」
  • 「お前のためにやったのではない」

といったお決まりのセリフ。

「別にあんたの事なんか…」はあんたの事が大好きという意味で、

「お前のためにやったのではない」はお前のためにやってくれている。(一概には言えないが)

しかし、一部の人は上記のセリフをそのまま受け取ってしまう人もいるそうで、

昨今においては、「直接的な表現で且つ誤解を避ける」ようなセリフを使われる。

セリフわかりやすい表現にすると途端に「キャラの動向が見え見えだから 面白さが無くなる」事もあるので、

作家は出来るだけ遠回しの表現が好まれますが、

編集から「面白さが欠けてもわかりやすさを優先したい」と趣旨を変更する話もあるとのこと。

ちなみに全ての作品が「遠回しの表現を避けてわかりやすいセリフを使われている」訳ではなく、

「わかりにくい表現の流行は終わり、一周回ってわかりやすい表現を使われるようになった」パターンもあるようです。

漫画の読み方がわからない人が増えているとも言い切れない場合もある

「創作キャラの意図が読み取れなくなっている読者」が増えている事について、

必ずしもそうではない事もあります。

遠回し表現代表の「ツンデレ」は 長年 アニメや漫画作品で親しまれてきた概念で、

令和以降のツンデレはもはや古の属性に値します。

もうかなり前の創作物からツンデレはあるので

昨今の作品では ツンデレはテンプレと化していますが、

テンプレに依存している書き方をしていると、

「他作品で事前情報を得ていないと読み取れない」といった事態にも陥ります。

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