効率ばかり求める人が陥る落とし穴とは

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仕事の効率化を図ることで「最終的には機械やAIにほぼほぼ仕事を任せることで人間が楽できるような仕組み」を誰もが思い描いていますが、

現代社会は効率化に助けられている部分は多くあるものの、

人間が楽をするために作られたシステムが少々自分の首を絞めている部分も垣間見えています。

効率化が進んでいない職場では進捗管理が緩い

タイミーを長くやっているとよく分かるが、パートのおばちゃんばかりで作業の効率化が進んでいない現場(具体的には、ピッキング作業時に機械ではなく紙でチェックする)ほど進捗管理が緩くて楽な傾向があり、かつてマルクスが言っていた「仕事の効率化は搾取に用いられる」みたいな主張を思い出す  埼玉県民 (@saitamakenminng)

効率化によって起きるデメリットとして、たとえ効率化出来たとしても、効率化した上での仕事がもっと増えて、結果的に仕事量は変わらないor仕事量が増えることが問題点として挙げられます。

作業をある程度マクロ化して作業の省略できたとしても、作業の密度が上がるだけで働く人の重圧になってしまうので、

労働者側からすると「適度に非効率だけどそれで成り立っている会社」の方が働きやすいんです。

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効率化が進んでいない頃の仕事の密度が薄かった

「昔は遠方にある取引先の会社に書類や紙の手形を取りに行く、逆に書類を取りに来る社員を待つ」などの業務も移動時間が多く 仕事という仕事はほんの少しの時間でしたが、仕事としては当たり前のことだったと語られてます。

今の書類の受け渡し等の企業間でのやり取りはメールやチャットツールを使って一瞬で終わるので、その分昔よりも明らかに仕事の密度が多くなっているとも指摘されています。

今の会社の効率化の話を聞くと

優秀な人材が革命的な効率化を仕事に取り入れたおかげで2時間ぐらい業務短縮に繋げられたとしても、

「よし、その2時間分でもっと仕事ができるな」と「給料はそのままで業務量はもっと増やされる」なんてことがほとんどです。

仕事を全力で頑張って良い業績を残した結果、それが基準になって更にハードルが上がるような仕組みが多い

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