「少子高齢化問題が深刻」と耳にタコができる程言われてきた日本。
少子高齢化対策の一つとして「出生率を上げて、現役世代の人口を増やす」ことが挙げられるが、
若者の間では「子供が欲しくない」という意見を持つ人が増えている。
[少子高齢化]子供はいらないと答えている若者が増加している
18歳から25歳までの半数近くが「将来、子どもがほしくない」と答えました。
全国の18歳から25歳までの男女およそ500人を対象にした調査で「結婚と子どもについて」質問したところ、45.7%が「子どもがほしくない」と回答しました。
その理由として「お金の問題」と答えた人は2割弱にとどまり、「お金の問題以外」が4割を超えました。 さらに「お金の問題以外」の理由を聞いたところ、「育てる自信がない」「子どもが好きではない」「自由がなくなる」が多くを占めました。
Z世代の約5割が「子どもがほしくない」 より
10代後半~20代前半層の半分が「自分の子供はいらない」と答えていることが調査でわかっています。
子供がいらない理由として
- 経済的な問題
- 育てれる自信がない
- 子供好きではない
- 自分の時間が無くなる
などが挙げられる
反出生主義の考え方の人もいる
ブッダが「人間が生きる上で避けて通れない苦がある(四苦八苦)」と説いたように
人生には楽しい事もあれば、苦しいこともあります。
人生の苦痛から逃れるために仏教や哲学がある訳ですが、
やはり「人生は楽しいことよりも苦しいことの方が多い」と強く感じている人は
「自分の子供には人生の苦しみを味わってほしくない」という理由から
子供を作らないと決めている人もいます。