現代には電話が苦手な人が増加しており、
”電話恐怖症”になっている人も少なくないようだ。
身内との通話はLINEやらDISCORDやらのSNSに使い分けている人は
電話がかかってくる9割方が 業者や仕事の連絡なので
iPhoneの例の着信音がどこからともなく聞こえると
自分のスマホからじゃないのに一瞬ドキッと心拍数が跳ね上がる人も結構いるようです。
現代人は昔の人よりもコミュニケーション量が減ったため、電話も苦手に
ひと昔前は「空地へ行って野球したり」「友達とスキー場に行って滑ったり」「計画を立てて会社の同期と旅行へ出かけたり」と
大人でも外に出て友達と遊ぶことが多かったと思いますが、現代はインターネットの普及により、「アニメ映画ドラマなどのサブスク」や「動画、配信コンテンツの普及」など一人で完結できる娯楽が増えています。
更に、コ□ナ禍の影響で一人で過ごさざるを得ない状況もあったためそこから一人で完結できる趣味にハマッてしまって実際に友達や知り合いに会って遊んだり、不特定多数の人と交流したりするより 一人で遊ぶ優先度が高くなった人もいるのではないでしょうか。
このように 人と会わずとも十分楽しめるような娯楽が溢れる時代になったため、コミュニケーションの経験値が昔よりも減少し、電話嫌いの要因の一つに繋がっているとも考えられます。
実際に会ってコミュニケーションするのは問題無いのに電話は苦手
実際に対面して話す分には問題無いのに、
「顔が見えない相手と話すことが心理的に苦手」な
電話越しにどのような表情で喋っているかわからないので、変な汗がかくこともあります。
まず謎の不在着信に関しては一旦電話番号をネットで検索して
「なんだよ 業者かよ」と 無視することもしばしば。
自分から電話しないといけない時は
まず言うことを考えたり軽い台本を作ったりしてシミュレーション、
そして心の準備をしてからやっと電話をかけなおすことが出来ます。
これぐらい手間をかけないと電話に立ち向かえない人がいるのも事実です。
電話に苦手意識があってもそれはそれでいい!?
「コールセンター勤めで電話の経験値を持っている兵」以外
電話苦手の人が大多数を占めるはずです。
しかし、電話が苦手ということは
電話がかかってくることで起きる厄介ごとの危機管理が出来ているとも受け取れるので
- 「顔も知らない得体のしれない人とのコミュニケーション」
- 「即決な判断を求められる状況になりうること」
- 「手玉に取ろうとしてくる輩からの電話」
など、電話を取ることで起きそうな危険を予知して 回避することにもつながっている場合もあります。
仮に電話が苦手だと思ってない人が「電話でのコミュニケーションが致命的に下手だった」パターンの方が最悪なので、
別に電話が苦手であることはそのまま受けいれる方向性にもっていってもいいかもしれません。