今の時代は資本主義社会で小学校の頃から既に競争が始まっています。我々はずっと競争の中にいますが、周りと比べてしまうこの競争から疲弊した時に性格が悪いと感じながらも自分より下の人間を見て安心したことがある人もいると思います。
「自分より下の人間を見て安心する」のは悪い事なのか?
「自分より下の人間を見て安心する」のは誰でもやっている
自分より下の人間を見て安心することで「自分はまだマシな方なんだ」と自己肯定感の向上に繋がり、気持ちが楽になるのでメンタルが不安定になった時の一種の自己防衛になります。
この考え方に関しては、誰しもが持っている自己高揚動機(自分への肯定的な評価を知り、自分の価値を知りたい動機)が働いた時に自分よりも下の人間と比較する「下方比較」も起こるので、
自分より下の人間を見て安心するのは誰でもやっている行為なんです。性格が悪いとかでも無く人間がそういう生き物なだけみたいです。
しかし、自分より下の他人を見て安心するのは 良くないという罪悪感はあるものです。
【デメリット】自分より下の人間を見て安心する事をずっとやってしまうのは自己成長を妨げてしまう
「自分より下の人間を見て安心」するのは誰でもやることではありますが、
まだ自己成長をしないといけない人に関してはいつまでもやる事はあまりオススメできません。
自分より下を見て安心していると自分の現状に満足して成長意欲がなくなるので、自己成長を妨げることに繋がり、
更に自分を過大評価してしまうことに繋がるので、自信過剰に陥ったり、他責思考に繋がったりと色々自分の人格にも影響が出てしまいます。(ダニングクルーガー効果)
インターネットやSNSが普及してから自分より下の人間を見つけやすくなったことから、ついつい安心したくなるので程ほどにしてください。