積みゲーとは「ゲームを買ったのにも関わらずまだ手つかずの状態で、その未だにプレイしていないタイトルがどんどん溜まって、山のように積まれる」状態を指し、
- 「やりたいと思って買ったはずなのに気が進まない」
- 「気になるゲームがセールで安くいっぱい買えたけど、ゲーム消化が追いつかない」
- 「後でやろうと思っていて何年も経つ」
など積まれる理由は様々である。
ゲームを積んでいる人達は世界中にいて、積んでいるタイトルの数はヤバいぐらいある
「積みゲーがぁ~…」と嘆いている人はたまに見かけることがありますが、
ゲームを積みまくっている人は世界中にいて、
言っていないだけでゲームを積みまくっている隠れ積みゲーマーや、気づいたらゲームを積みまくっていた潜在的積みゲーマンもたくさん潜んでいます。
酷い時は基本無料のゲームをダウンロードしておいて、プレイをしないまま放置するエンプティ積みゲーマーだって全然います。
PCGamesNによるとSteam ID Finderのデータベース上ではSteamの公開アカウントとして約7300万人分が集計されているとのこと。また同誌は、約7300万のアカウントはSteamアカウントの総数のうち約10%になるとしている。そして同誌は、Steam ID Finder上の「Pile of Shame Value」の総額を“10倍”した概算として、Steamでは「190億ドル(約3兆円)分存在するのではないか」と伝えている。つまりSteam ID Finderで集計されない非公開アカウントも概算として含めると、世界のすべてのSteamアカウントの未プレイのゲームを合計すると3兆円規模になるという見方だろう。
Ars Technicaでは2014年に独自調査に基づき、Steam上では同年時点で、ライブラリには未プレイのゲームが約26%、プレイ時間1時間未満のゲームが約19%も存在するとの試算を伝えていた。Steamライブラリのプレイ時間記録がスタートした2009年3月から2014年にかけてのデータとなるものの、同年の集計時点で約26%ものゲームがプレイされないまま“積まれて”いた可能性があるわけだ。
Steam上には「約3兆円規模の“積みゲー”が存在するのではないか」との報告。正確かはともかく積まれるゲームの数は果てしない
PCのSteamライブラリではフィルターで自分の未プレイゲームを確認することはできますが、どうでしょうか。
PCで遊べるSteamゲーだけで3兆円規模のゲームが積まれているとなると、
nintendo switchやPS4,PS5などのゲームハードでもとんでもない数のゲームが家に積まれているんだろうなと想像できると思います。
みんなが買っている積みゲーが多すぎる…消化しようにも減らない理由とは
積んでいるゲームをやる優先順位が上がらない
ゲームを積んでいる人の中で圧倒的に多いと思うのが、
時間が足りないor他にやりたいことがあって「積みゲー消化に時間を回せない人達」。
積みゲーを消化しなきゃと気にかけている人もいれば、「別にこのままでもいいや」と半ば諦めている人もいます。
そういったゲームをやりたいと思って買ったけどソフトを積み続ける人は「何かのきっかけ」を求めています。
今は一人用のゲームだけでなく、オンライン協力型やネット対戦などのゲームも普及していますが、
オンラインゲームはハマると1000時間以上遊んでもまだまだ遊び足りないタイトルが鬼のようにあるので、
それを傍らに積みゲーを消化するとなるのはかなり至難の業です。
ゲームが安く買えるようになったがクリア時間が長いタイトルもあって、消化が追いつかない
昨今のゲームの中で人気タイトルの「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の平均クリアタイムは98時間、
「エルデンリング」を隅々までやり込むなら初見だと平均クリアタイムは100時間程かかると言われており、
満足感が高いタイトルはほとんど100時間以上は楽しめます。
平日の自由時間が2時間、休日にするプレイ時間が8時間の一人暮らしのサラリーマンが
自分のフリータイムを全て費やしてエルデンリングを隅々までプレイした時にエルデの王になれるまでおよそ1カ月程はかかります。
そんな大作のゲームだってSteamのセールで安く買えたり、switchやps5のゲームでも中古で安く買える時もあるので、
「あれもやりたいこれもやりたい」と好奇心旺盛で自分に正直なゲーマーは、ゲームの購入と消化が追いつかず、積んだゲームで溺れるのは必然的に起こります。
大人になるとゲームの時間が取れないし、ゲームが楽しめなくなることもある
サラリーマンがクリア時間100時間のゲームをクリアしようと思ったら1カ月はかかると書きましたが、
ゲームをプレイするにもそう簡単にはいかず、残業だったり飲み会だったりで家に帰れないことや
仕事から帰ってきても疲れて何もできないからテレビや動画見るだけ、
元気はあるけど他にやりたいことが山積みだから「ゲームはまた今度」が無限に続くように、
大人になるとそんなゲームをする時間も取れなくなることはめずらしくありません。
なぜか、大人になってから子供の頃よりもゲームに楽しめなくなっていて、
やりたいと思って買ったゲームを少しかじってみたら、「あれ…なんか違うかも」とプレイをやめてしまうなんてこともあります。
今はゲームを楽しめない時期かもしれませんが、後々 時間と心に余裕が出来てきて 積んでいたゲームを一気に楽しめるようになるきっかけも掴めるかもしれないので、
現段階で積みまくっているゲームの消化を急がず、ただ流れに身を委ねれることを勧めます。
スティーブジョブズも言っていました。点と点は繋がるって
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