[メイドインアビス]はグロ耐性がある人でもキツいと感じる部分がある理由[微ネタバレ注意]
メイドインアビスは表紙を見ただけだと全年齢対象向け作品だと思わせられますが、
「想像してたより残虐な所があった」「最近見たグロい漫画の中でも随一でキツかった」と思う人も結構います。
ある程度精神的にキツいシーンが含まれていても、
それ以上に引き込まれる世界観だったり、物語の面白い部分が勝っていたりするので、
これを機にグロ耐性が身についてしまう人もいると思います。
大の大人や青年では無く、幼女ばかりが残虐な目に遭う[メイドインアビス]
[進撃の巨人]や[鬼滅の刃]などのダークファンタジー作品が流行してから、
多少のグロ耐性なら身についている人は多くなっているものの、
それでも「メイドインアビスの残虐シーンはなぜかきつい」と感じる人は結構いらっしゃいます。
理由としては「メイドインアビスは幼女ばかりが残虐な目に遭うこと」が一つの要因だと考えられます。
[北斗の拳]や[ベルセルク]、[GANTZ]などグロいシーンが多めの正統派少年漫画は
戦場にほとんど女子供はおらず、だいたい「おじさんや青年」ばかりが戦っています。
そういった作品の残虐シーンは9割がおじさん虐で、1割が女性(ほとんど大人)です。
青年やおじさんが残虐な目に遭うのは慣れていた事を抜いたとしても、
子供が酷い目に遭う事に対して抵抗がある人が多いと思います。
[メイドインアビス]別作品では中々見ない、悲惨な死に方をする[ネタバレ有]
メイドインアビスでは[上昇負荷のアビスの呪い]や[アビスの特級遺物]などで、
人が無残な死に方をしたり、異形の姿となったり、死ぬことよりも苦しい形になることも加え、
「精神に異常をきたした残虐性のある(元)人間」も登場します。
アビスの呪い 症状
- 深界一層(アビスの淵)…目眩と吐き気
- 深界二層(誘いの森)…重度の吐き気と頭痛、痺れ
- 深界三層(大断層)…平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴
- 深界四層(巨人の盃)…全身に激痛が走り、人体の穴から流血
- 深界五層(なきがらの海)…全感覚の喪失、意識混同、自傷行為
- 深界六層(還らずの都)…異形の形に変貌し人間性の喪失、もしくは死
- 深界七層(最果ての渦)以降…詳細は不明。絶命は避けられないとされている。
アビス深層の上昇負荷を受けると重体もしくは死に至りますが、
ボンドルドによって、装備するとアビスの呪いを肩代わりできる[カードリッジ]という装置が開発されます。
そのカートリッジの作成方法ですが、生きた子供を解体して脳、背中、腸を箱に詰められており、
上昇負荷の呪いを肩代わりさせるため、箱の中で最小限生きれるようにされているというえげつない装置。
これは一例ですが、五層以降に登場する人物は悲惨な末路を辿るキャラが多数いて、
アビス深層にいる原生生物よりも人間の方がよっぽど怖さを感じると思います。
あとがき
グロいという理由でこの作品を敬遠するというのはもったいないと言われるガチな作品なので、
「気になってどうしても読みたいけどグロは無理」という方には、
叫び声や音があるアニメよりかは 自分のペースで読める漫画版を読むことをオススメできます。
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