[悲惨]メイドインアビスが鬱アニメと言われる理由[微ネタバレ注意]
メイドインアビスは[鬱漫画orアニメ]とよく言われる作品ですが、
グロいからという理由ではなく、作中に出てくる話がいちいち悲惨で救えないものばかりな所が大きいです。
[メイドインアビス]主人公・リコの目標がほぼ自殺と同じ
主人公・リコの母親は伝説級の探窟家である[白笛のライザ]で、
リコは10年ぶりに発見された「ライザの笛と伝言」をきっかけに、
母親に会いにいくという理由でアビスの深淵を目指した冒険を始めます。
本作はリコがアビスの底へ目指す物語ですが、
[アビスの呪い]は深層へ行くほど肉体に支障が来たすため、
ライザがいる深層へ行ってしまうと、
もう地上へ戻ることができないor危険なアビスの底で暮らす事になります。
アビスの呪い 症状
- 深界一層(アビスの淵)…目眩と吐き気
- 深界二層(誘いの森)…重度の吐き気と頭痛、痺れ
- 深界三層(大断層)…平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴
- 深界四層(巨人の盃)…全身に激痛が走り、人体の穴から流血
- 深界五層(なきがらの海)…全感覚の喪失、意識混同、自傷行為
- 深界六層(還らずの都)…異形の形に変貌し人間性の喪失、もしくは死
- 深界七層(最果ての渦)以降…詳細は不明。絶命は避けられないとされている。
また、オーゼンによると「ライザは既に死んでおり、伝言は偽物の可能性がある」こともあり、
「今の冒険は無意味かもしれない」、「むしろ救えない結果になるかもしれない」結末が迎えることもありえますが、リコは母親が生きていると信じています。
[メイドインアビス]登場人物の過去がいちいち悲惨[微ネタバレ注意]
アビスへ底へ目指して旅をしていますが、
旅の道(洞窟)中で出会うキャラ達の過去エピソードが悲惨な話ばかりだったり、新たな事実が判明したりします。
メイドインアビスのキャラの悲惨な過去
- リコは実は死産だったが「呪い除けの籠」で蘇った存在で、いつ生命維持ができなくなるかわからない
- ナナチとミーティの過去
- プルシュカとアビスの呪い除けであるカードリッジの作成方法
- イルミューイとファプタの過去(成れ果て村が出来た理由)
上記に挙げた中でも、カードリッジの作成方法と慣れ果て村が出来た理由は、
子供の頃に見てしまうとトラウマになってしまうかもしれません。
アビスの深層へ降りる程未知な生き物や遺物ばかりになってきますが、
人間が奇怪な生物に変貌を遂げることも多いです。
不死になって一生苦痛を味わい続けるような
「死んだ方がマシな状態」にさせられる場面も登場し、度々肝が冷やされます。
少年少女ばかりが惨い目に遭っている
この作品には主人公御一行の他にも可愛らしい少年少女がたくさん登場するので、
「おっ可愛いらしい作品やんけっ見たろっ」と騙された人も多いと思いますが、
当作品「可愛らしい少年少女が登場すること」がネックになっています。
別作品は作中にたとえグロい場面があったとしても
まだ未熟で守られる存在である少年少女が前線で戦うことは無く、
青年やゴツい男ばかりが戦っているため、
そういった作品を見ている人はおじさんがやられる事に関しては多少免疫があると思います。(有名所だと進撃の巨人や鬼滅の刃など)
しかし、メイドインアビスでは か弱い少女が悲惨な目に遭う場面が多いため、
可愛いキャラが惨い死に方をするのは苦手な人は 精神的なダメージが大きいです。
あとがき
メイドインアビスの前情報を聞くと「精神的にダメージを食らうかも」と避けていたんですが
結局、怖い物見たさで見てしまったんですよね。
グロいシーンや悲惨な話はありますがそれ以上に面白い所があるので、
怖いけど見るのを辞めれない人が多いです。