葬送のフリーレンの断頭台のアウラはなぜ人気キャラに這い上がれたのか

まともな人程友達がいないため孤独になりやすい? エンタメ

「葬送のフリーレン」は週刊少年サンデーで連載されている原作山田鐘人、作画アベツカサによる漫画及びそれを原作にしたアニメ作品。

アニメの方の葬送のフリーレンは2023年の9月からが放送されており、フリーレンは密かにプチブームが到来していました。SNSでは数多のフリーレン関連のミームが使われていることもあって、フリーレンをよく知らない人にも「存在は認識している」ぐらいで かなり知名度が高まっている作品です。

1月最終週の2024年冬アニメ録画ランキングは、「葬送のフリーレン」が4週連続で首位となった。2位とのポイント差を先週からさらに広げ、完全に独走状態だ。

【今期TVアニメランキング】「葬送のフリーレン」4連続首位で独走状態

葬送のフリーレンのヒールキャラ[断頭台のアウラ]は謎の人気がある

2024年3月1日~3月24日に集計したフリーレンのキャラクターランキングではヒールキャラの断頭台のアウラは5位である主人公のフリーレンを抑えてなんと2位。

あまり登場しない敵キャラなのにも関わらず、フリーレンリスナーや読者から謎の人気を得ています。

しかし、1キャラ1人1票のみのランキングではアウラが7位という結果に…

これは一部の熱狂的なアウラファンによる工作で2位にまで浮上した訳ですが、一人一票制集計での7位はちょい役にしても割と人気が高いポジションではあります。

他の作品では アウラのようなちょい役で割とヘイトが向けられるヒールキャラにこの人気ポジションを得られることはほとんど無いといっても過言ではありません。

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[葬送のフリーレン]アウラはなぜ人気キャラに這い上がれたのか[微ネタバレ注意]

アウラは魔王の幹部[七崩賢]の一人で、作中でフリーレンと初めて対峙する大魔族というインパクトもあり、「アウラ戦が一番印象に残っている」と巷ではよく耳にします。

アウラは作中での立ち回りでネタキャラとしては結構人気があり、記憶に残りやすい事に加えてアウラはSNSで汎用性が高い「アウラ構文」を持っています。

アウラ構文

  • ○○はもういないじゃない。
  • アウラ、お前の前にいるのは~…
  • アウラ、○○しろ。

原作でアウラは登場シーンが少ないのにも関わらず、ネタの宝庫と化しています。

使い勝手の良いセリフに加えてアウラは「魔力のより大きい者が上に立つ服従の天秤《服従させる魔法》」を使いますが、

この能力のおかげでフリーレンのファンアートではアウラがフリーレンに命令される形で面倒な何かをやらされるイラストがたくさん作られる原因となっていました。

SNSでアウラの二次創作を見てるとフリーレンを微塵も知らない人は

  • 「アウラってキャラ可愛いし、フリーレンと本当に仲良いんだなあ」
  • 「アウラを倒した後、アウラは仲間になっている」
  • 「アウラはフリーレンのメイドとして働いている」

と勘違いしてしまう程の二次創作が出てきます。

アウラはネタキャラとして擦られ続けていることからインターネットでの人気が非常に高く、

一部ファンからの熱意でアウラが人気投票で1位になりかけたのも、アウラを主人公にしたスピンオフ作品も求められているからなのかもしれません。

アウラの二次創作

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