お寿司や刺身でネタによっては必須と言っても過言では無い薬味のわさび。
最近、そんなわさびが若者から敬遠される存在になっているようだ。
わさびは唐辛子やコショウとは違うジャンルのなんとも言葉では言い表しにくい独特の鼻にツンとくる辛さで、
若者達は「辛い物好きだけどわさびの美味しさはわからない」「ツンとしているから」という理由でわさびを敬遠している方が多いようです。
「苦手な気持ちはわからなくもない」というのが素直な感想だ。
しかし、わさび抜きが主流となったことで、わさびの生産量がかなり減少しているとのこと。
[若者のわさび離れ]わさびが嫌いな人の割合が増えている?苦手な人は対策すれば食べれるかも
そもそもワサビがなぜ生魚料理に起用されているのか?
寿司や刺身などの生魚としょうゆの味の相性が良いから入れられてるんじゃないかと思うぐらいの組み合わせですが、
わさびには[消臭効果]、[抗菌・抗カビ作用]、[寄生虫の活動の抑制効果]が含まれているので、食中毒を防ぐ役割を担います。
わさびが薬味として使われだした江戸時代当時は 現代のように冷凍、冷蔵の技術が無かったため、
生魚に細菌が発生、劣化もしやすかったことから、
生で魚を食べる場合は生臭さ対策や抗菌のためにわさびが使われるように。
現代では家庭でも冷蔵庫や冷凍庫を利用出来、
生魚を安全に食べられることからワサビは必ずしも必要の無い存在になっています。
(しかし、低確率ながら食当たりすることもあるので、腹痛になる確率をもっと下げたい人はわさびを付けて食べてください)
また、わさびは味を引き立てる薬味でもありますが、
「血栓予防」「抗がん作用」「抗酸化作用」「消化吸収促進」「骨増強」など様々な効果があると言われています。
わさびは苦手だけど食べたい人に向けた対策
「本当はわさびを食べたいけど苦手」「わさびを食べなければいけない状況になった」人向けに
シンプルな解決策として「わさびの量を減らす事」が挙げられます。
他にもわさびの入り口は寿司や魚の刺し身だけでなく、
そーめんやそば、肉料理などのテンプレの味に飽きてしまい、
他の味や和風の味を楽しみたい時に
味変でわさびを用いる事でもわさびの良さを感じる事ができます。
わさびはある日突然好きになることがある
ビールと一緒でわさびが苦手、嫌いだった人がある日突然口に合うようになる人も多いと思います。
今まで嫌いで仕方がなかった食べ物が 好きな食べ物第一位に君臨することができるポテンシャルをわさびには兼ね備えているので、
無理をしてわさびを好きになる必要はありません。
わさびは勝手に好きになっているもので、
苦手なままの人は好みの問題なので仕方が無いと思います。(わさび農家の人には申し訳ないですが)
わさびは鼻ツンってなるからな…
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