映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(通称:ジョーカー2)」(JOKER Folie à Deux)が2024年10月11日に日本で公開される。
ジョーカー2はアメリカでは10月4日公開と日本よりも1週間早く上映開始されていたワケですが、
このジョーカー2に対して賛否両論が飛び交っており、残念ながら酷評寄りの評価を受けています。
映画[ジョーカー2]が酷評されてるけどそんなに酷いん?
前作のジョーカーが名作で作品自体も面白かったですが、
社会問題を風刺した内容も含まれており、物議を醸し出したり、社会現象を起こさせたりするほど世間に影響を及ぼした映画でした。
それほど前作の盛り上がりはすごかったので、ジョーカーの続編を作成するならかなりハードル高くなってしまいます。
「ジョーカー2は内容は悪く無かったのに、ジョーカー1が凄すぎたせいで霞んで見えてしまったんだ」
ジョーカー2を酷評している人はあながち期待しすぎた結果かなと思いましたが、実際は…
ジョーカー2に対して、アメリカでのレビュー※ネタバレ注意
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(ジョーカー2)」の一部の海外レビューを紹介します、
- 好きな所を見つけるのが難しかった
- オープニングシーンは良かった。見た後に残ったのはそれだけです。
- ジョーカー2は歌が多いミュージカル映画
- 歌は登場人物がどう感じているか歌っているだけでストーリーを盛り上げるのに関係が無い
- 実際に物語の内容はひどく、この映画を楽しむのは難しい
- 登場人物がふざけて歌うだけで、その内容からは何も得られない
- ハーレイが現れてジョーカーとの二人の恋について歌う。それが6回ぐらい起こって終わる
- 歌は我々が聴いたことがある歌がほとんど
- その数ある歌の中にレディー・ガガのオリジナル曲が一つあったと思う
- (上映されていた他の映画の)トランスフォーマーONEは悪く無かった。
Joker 2 is Really Badより
他のレビューでは
- お金儲けのために企業に無理やり生み出されてしまった作品
- メディア業界はジョーカー1が大成したことを嫌っていた。だから続編を作らせて、ジョーカー1とアーサーのイメージを台無しにさせるために作られた作品
- 映画制作陣はジョーカー1のファンが嫌っていただろう。だからジョーカー1のファンとは明らかに正反対な映画を製作した
- [ジョーカー2]ではジョーカー1で完璧に作られたキャラクターを徹底的に破壊したかった。社会システムがいかに私たちを不利に操作しているか描いたことを嫌っていたからだ。
など、陰謀論的な見方もされていた。
予告で流れていたあのシーンも本編には出て来ない※ネタバレ注意
ジョーカー1では名シーンだった「踊りながら階段から降りていくシーン」はジョーカー2の予告でもちら見せしていたのですが、本編ではそのようなシーンは無かったとのことだ。
余談:ジョーカー2の肯定的なレビューを探すことが難しかった
ネガティブな内容を書く時はいつも肯定的な意見も載せていますが、流石にジョーカー2に関してはどこを探しても肯定的な意見を見つけることができなかった。
もし、ジョーカー2を観に行った人、もしくはレビューを見た人で「ここが良かった」という所があれば是非ご教授いただければと思います。
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