パリオリンピックの射撃競技の選手のキャラが濃すぎる

エンタメ

2024年に開催されたパリオリンピックですが、

なぜか射撃競技だけ個性的でキャラが濃い選手、興味を惹かれる選手がとても多く見られたため、世間から注目を浴びていました。

軽装で参加したトルコのユスフ・ディケッチ選手こと「無課金おじさん」

オリンピックの射撃競技では「的を狙いやすくさせる射撃用ゴーグル」や「耳栓用の耳当て」など選手が各自で装備を用意してきているが、

そんな各国の選手が重装備で参加している中 トルコの[ユスフ・ディケッチ選手]だけが近所からふらっと立ち寄ったような軽装備で参加していたため逆に目立つ結果になった。

ディケッチ選手がしていた装備は普通の眼鏡と、飛行機で無料で貰えそうな耳栓で、

ほぼほぼ自身の射撃の腕前一本で勝負していた。

ディケッチ選手は軽装で参加していながら、

混合10mエアピストル射撃競技でシェワルウライダ・タルハン選手のペア―で「銀メダル」を獲得。

軽装備で参加したトルコのおじさんは世界中で話題になりましたが、

日本では軽装備すぎる見た目から

ネトゲでよくある「重装備の廃課金ユーザー」の反対の意味の「無課金おじさん」と呼ばれ、

装備ほとんど無しで結果を出していた強者感から特に注目を集めていました。

ちなみにトルコの無課金おじさんは退役軍人だとのことで、

トルコのおじさんのように「両目を開けて射撃をすること」視野を広く確保して脅威をいち早く察知する軍人が幅広く使用している技術で、

一見軽装備でありながら実践的な射撃方法だったそうです。

射撃競技で使われるゴーグル

オリンピックの射撃競技で使われるゴーグルは的への焦点を高めるために片目を隠しますが、確かに視野を狭めてしまうという欠点がありました。

トルコの無課金おじさんは対オリンピック用の訓練を受けておらず、

軍人時代のスキル一本でパリオリンピックに参加していたことがわかります。

ちなみに無課金おじさんのペアとして参加したトルコ代表のタルハン選手も無課金おじさんと同じく両目撃ちでした。

韓国のキム・イェジ選手がカッコよすぎる

射撃女子10mエアピストルで銀メダルを獲得している韓国代表の[キム・イェジ選手]ですが、

彼女が射撃した後の一連の動作があまりにもカッコよすぎたため話題となりました。

「表情、所作の一つ一つがカッコよすぎるだろ…」

キム・イェジ選手の射撃シーンはカッコよすぎて何回も見たくなるほど。

始めてキム・イェジ選手を見た時は「こんなカッコいい人が現実に存在するんだ」と衝撃的で、

ドラマや映画のワンシーンなのかとも錯覚してしまう程です。

日本語訳:なんと、オリンピックのとき、娘の象の人形が彼女と一緒にいたんです🥹キム・イェジは母親らしいですね。

ジョジョ立ちみたいな姿勢で射撃する選手

ジョジョに出てきそうな姿勢で的を狙う選手は韓国代表のチェ・デハン選手。

背中の反り具合といい、肩にベルトみたいなやつが付いてるし、ジョジョのワンシーンみたいでめちゃめちゃ厨二心がくすぐられる人も少なく無かった。(ライフル射撃の立射は腰を反った姿勢で撃つとのこと)

無課金おじさんに買って金メダルを取った人

エアピストル競技で銀メダルを獲得した「無課金おじさん」の方ばかり注目されていたが、

その無課金おじさんに勝利したダミルミケッツ選手(セルビア代表)もかなりのハードボイルドさを持っています。

←がダミルミケッツ選手(セルビア代表)                    →が無課金おじさん

ダミルミケッツ選手は無課金おじさんと対称的に「廃課金おじさん」と呼ばれることがありますが、

こう見えてダミルミケッツ選手の装備の方が貧弱で「真・無課金おじさん」だったりします。

ダミルミケッツ選手が使っている銃は[ワルサーLP300XT]という物凄く古い銃を使っており、最新型の銃よりも2世代前の銃だそう。

そんなレトロな銃を世界最高陣の競技レベルで使うのは性能面で明らかに劣るため非常識と言って良いほどなのに、そのこだわりを捨てずに金メダルを搔っ攫っていったイケおじだったんです。

当ブログで何度もダミル・ミケッツを話題に出してきた理由、それは使っている銃が「ものすごい古い銃」だからです。ワルサーLP300XTという銃なのですが、現在のワルサーのエアピストル最新型はLP500、その一つ前がLP400、LP300はさらにその前の機種です。二世代前です。道具を使うスポーツにおいて、それも世界トップレベルの争いで「二世代前の道具」を使う人って、射撃に限らず他の分野まで話を広げたとしても見つかりますか? まず、いないと思います。「非常識」といっていいレベルです。とてもこんな場所に出てくるとは思えない古い機種を使用している選手が登場し、しかもそれでメダルをかっさらっていくんです。

「無課金おじさん」じゃない方、金メダルの人について より

ダミルミケッツ選手が使う銃であるワルサーLP300XTは発売された当初からしてみれば、先進的な銃ではあったので、

現在の最新モデルの銃と同じような反動軽減装置(アブソーバー)、3Dグリップなどの機能は付いていますが、

やはり2世代前ともなる銃となると性能が大きく劣っているようです。

更に古い型番の銃となると「修理用パーツが手に入らない」という大きな問題を抱えていますが、

それにも拘わらずダミルミケッツ選手が使うLP300XTは新品同様に見られたとか。

どの商品や作品にも古い方が好みだったことが結構ありますが、

かなり古い銃で金メダルを獲ったダミルミケッツ選手を見ると、

「性能が良い最新モデルだけに執着せずとも、古くても効率が悪くても自分が好きなものは好きという感性を犠牲にせずに大切にしていいんだ」と思わされる良い選手だと思いました。

(身近なものだとwindowsだって性能が劣るけどXPや7の方が好きで便利だと思われる8、10、11は正直微妙に感じていた」みたいなこだわりもありましたから…)

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パリオリンピックの射撃競技にはキャラが濃い選手が多い

他の選手も味が濃い選手が多くみられ、無課金おじさんをきっかけにインドの射撃選手や過去の射撃選手も派生して注目されるようになった。

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