【微ネタバレ注意】幻影旅団の過去編で「旅団は良い奴ら、クルタ族は悪だった説」が広まる

漫画/アニメ

2022年10月よりハンターハンターが4年の時を経て連載再開していますが、

395話の途中から幻影旅団の過去回想編に突入している。

【微ネタバレ注意】幻影旅団の過去編で「旅団は良い奴ら、クルタ族は悪だった説」が広まる

幻影旅団の過去編では「旅団を結成するまでの話」を描かれている。

ざっくりした経緯は

自分達の街で悪事を働いた者達への復讐し、これ以上犠牲者を出さないために悪党になる」

という流れで幻影旅団は結成され、

本編でもこの行動理念に基づいて活動していると思われる。

以前までの幻影旅団は「仲間思いな所はあるけど、クルタ族を虐殺し、ヒソカをハメた極悪非道な盗賊」としか思っていませんでしたが、

過去編を通すと「幻影旅団は正義のために悪党を志した ただの良い奴の集まり」という感じになったので

流星街を守るために悪事を働いている

「地元民慕われている良いヤクザ」「流星街の義賊団」という見方がされるようになりました。

幻影旅団は言わば「悪党を懲らしめる悪党」なのに

「なんでクルタ族を皆殺しにする必要があったのか?」という疑問が湧いてきます。

出典:富樫義博[ハンターハンター]
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クルタ族を皆殺しにしたのは幻影旅団ではない?もしくはクルタ族は

クラピカとの戦闘でウヴォーギンが「緋の目をした連中と戦った事がある」と言っていた事から、

旅団とクルタ族がぶつかったのは事実ではあります。

出典:富樫義博[ハンターハンター]

しかし、緋の目で儲けるためにクルタ族を皆殺しにしたというのは

幻影旅団の行動理念に沿っていないため

  • 幻影旅団と対峙したクルタ族は一部だけで、皆殺しにした犯人は別にいる
  • 流星街で悪事を働いたクルタ族に幻影旅団が報復をした

など、深い事情があってクルタ族と虐殺した事が考えられるようになりました。

ハンターハンターの0巻では

緋の目に変わったクラピカに対して

町で知り合った優しいおばあちゃんに「赤目の化け物」と叫ばれるシーンがあることから、

クルタ族は異常に恐れられる程の民族であることがわかっている。

クルタ族が悪名高い狂った族と知られているなら

そこら中で悪事を働いていたクルタ族がいたと考えられるので、

幻影旅団が「流星街で悪事を働いた一部のクルタ族に報復した説」も可能性としては無くはありません。

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余談:過去編でクロロには演技の才能があると描写されている理由

クロロが団長をやっているのは自分が立候補して団長になっている訳ではなく、

「ウヴォーが言ったから仕方なく…」という感じで望まない形で団長になっています。

過去編で明らかになったのは「クロロの演技の上手さ」

クロロがどのぐらい演技が上手いのかと言えば、

ビデオの吹き替えで男の登場人物全て演じ、見ている子供が一人何役もしている事に気づかない程で

山寺宏一さん並みの才能を発揮しています。

「クロロの演技が上手い」という描写をここまで見せる理由として、

クロロが幻影旅団の団長として演技している事を意味している事を見せています。

初期メンバーの団員が元々クロロの事を「クーちゃん」だの「クロっち」だのあだ名か名前で呼んでいたのに

本編では「団長」と統一して呼んでいるのは、

クロロが「幻影旅団の団長」として演じるために団員に呼ばせている事も考えられます。

期待に応えるためなら背伸びをして応えようとするのが本来のクロロの姿だと思うと

「旅団も死んでほしくないな」という気持ちが強まってしまいます。

前々からクロロが「オールバックの時は団長として振る舞っている時」

「髪を下ろしている時は普段のクロロ」に使い分けていると言われていた。

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