日本のアニメ業界は苦境続きで
10年、20年前から「日本のアニメ、そろそろ終わりますw」と言われているが、
なんやかんやで存続しており、逆に盛り上がっている面もある。
アニメの市場規模は年々拡大していたが、
2020年以降は伸び悩んでおり、アニメ制作企業は2年連続で過去最高の赤字が続いてる状態だ。
【問題点】日本アニメが衰退していると言われる原因について
【日本アニメの問題点】アニメーターの給料が少ない
日本のアニメーターには昔から「給料が少ない問題」を抱えている。
また、日本アニメーター・演出協会の「実態調査にみるアニメ制作従事者の働き方」によると、20代前半の若い世代だと155万円程度とかなり安い傾向にあるというデータも。企業勤めであっても、初年度の年収が税金の壁にすらぶつからなかったという声もあり、アニメーターの給与がかなり低いことが見えてきます。
ちなみにこれは、仕事がもらえず収入が少ないという人だけではなく、朝から晩までひたすら膨大な量の絵を描き続けてもこの額だという人が少なくありません。
アニメーターの給料が安い理由や原因は?実際の声も紹介 より
現場でアニメを制作する人達は薄給なので、土台が不安定だ。
当然クオリティはところどころ低下することもあり、それが円盤の売上に繋がることもあります。
アニメの作りすぎ問題が発生している
最近はアニメ作品は1クールだけで40作品程あるので作りすぎの声もあります。
日本は今まで多数のアニメ作品を生み出してきましたが、
もうコンテンツが成熟して やり尽くしてしまった感があるので、マンネリ化しています。
実際にアニメを視聴する側も
「話題になっているアニメだけを見ている」「アニメを時間が無いから少ししか追えていない」などで
一部のアニメしか見ないのが基本です。
1クールあたりの視聴本数は、「10~14本」が18.1%(54票)で最も多く、次いで「5本」(16.7%)、「3本」(13.4%)と続く。「全部観る」と答えた人もいた。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/enq/result/1045152.html より
1クールの視聴本数は一番多い人が10~14本、次いで5本、3本となっている。
アニメを制作したとしても 人気作品になるのは1部だけで 他の作品はだいたい鳴かず飛ばずな状態。
しかし、アニメ制作側は書かないと食べていけなくなるという負のスパイラルに陥っています。
海外のアニメ産業も力をつけ始めている
日本のアニメの他に、韓国や中国でもアニメ産業に力を入れており、
昨今における中国韓国アニメのクオリティ向上、レベルが上がっている