インターネットが普及して 誰でもスマホを持つようになってから
自分が知りたいことはネットで検索すればすぐに答えが見つかるようになっています。
昨今はチャットAIサービスが開始され、どんどん調べ物をするのは楽になってきています。
時間が経つにつれて いつしか調べ物だけでなく、
自分の意見や考えすらもSNSの書き込みや動画のコメント欄を見て、
「より自分の考えに近い書き込み」や「共感が多いコメント」を探し、
それに乗っかるような形で自分の考えとして取り入れてます。
自分の意見や考えすらもネットから探すようになった理由
なぜ自分で考えずに インターネットで自分の考えに近いもの探すようになったのかといえば、
自分が頑張って考え抜いて答えを導き出さずとも、
「インターネットで検索すれば、誰かが既により洗練された答えを載せている」事が多い事もあります。
先駆者がを導き出してくれている考えはだいたい洗練されているので、
自分で苦労して考えて導き出すよりも 自分に近い考えを探した方が手っ取り早く、時間もかかりません。
ネットから考えを探すというのは「本や教科書から偉人の考えを学ぶことと何ら違いは無い」と思うかもしれませんが、
インターネットの場合「結果しか提示されてない場合が多いor結果だけ見て納得して見なくなる」ので、
過程や経験談をすっ飛ばして 考えの要点だけを押さえているパターンが多いです。
答えだけを頭に入れてその時々に納得していると、
当然 アウトプットする際にその考えが 上手く出て来なかったり、
人に説明した時にも「凄く良い事は言ってるんだけど なんだが浅い」と思われてしまいます。
他の皆と同じ意見が良い
世界の中でも日本人は特に周りと合わせるのが得意で
コミュニケーションでも日本は「空気を読むこと」を求められる場面がかなり多いと言われています。
周りと合わせる事が根底にある人は
グループで話し合う際も周りの意見や考えを見たり聞いたりして
「出された意見の中で最も賛同者が多く、自分の考えに近いモノ」があれば、それに乗っかります。
「共感が多い意見=それが最適解」という考えを強くもっているので、
自分の意見を主張をせずに 「それな」で終わらすことも多いのではないでしょうか。
それはネットでも同じく、自分が主張する代わりに「いいねや共感が多い書き込み」を引用するので、
自分は考える機会が減って、段々自我が薄れていってしまいます。
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