アニメを見る人が増えたため、オタクを見る世間の目は変わりつつある

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高校生、大学生の約8割がアニメを見ており、頻繁に見る層は7割程

「アニメの視聴率と視聴頻度」を調査したアンケートでは今どきの学生の8割がアニメを見ており、視聴頻度が多い層は約7割程に及びます。

コロナ禍を経て家で過ごす習慣がついてたことも影響しているので、学生だけでなく幅広い層でアニメを見る層が増えていると思います。

高校生・大学生(専門・短大含む)の男女1,289名を対象にアニメの視聴率を調査したところ、高校生では88.6%、大学生では86.8%の人が「アニメを観ている」という結果になりました。

作品への消費行動は7割以上で年々増加傾向、高校生1位は「グッズ購入」大学生1位は「映画を観に行く」年代により違い

テスティー、2023年版 学生のアニメに関する調査を実施 より

昔は決められた時間に放送されるアニメをリアルタイムで見るか録画して見る手間を省かなければいけませんでしたが、

昨今はアマプラやネットフリックスのような動画配信サブスクサービスが普及している上に、スマホで場所を選ばずにどこでも見ることもできるようになったので、アニメ視聴の手軽さが大分変わっていることもあると思います。

更に動画配信サブスクサービスは数多くのアニメタイトルを配信しているので、友人の間で話題になっているアニメを見たり、暇だから適当に流したりなど出来るのもサブスクの強みです。

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オタクの世間からの目も変わりつつある

そもそも今と昔でオタクの基準は違い、オタクにも色々種類があって多様化が進んでいるので、

同じ人でもオタクからすれば「こんな人はオタクじゃない!」という感想を抱く人もいれば、一般人から「この人は相当なオタク」と評することだってあります。

昔でもドラゴンボールやスラムダンクのような一般層にも受けるアニメは見ててもオタク扱いにはなりませんが、「このアニメを見ていたらオタク」みたいなタイトルはあったと思います。それは今も同じです。

まだアニメ化されていない頃のジョジョといえば、自分の周りでは「ジョジョを読んでいる奴はオタク」と認識をされていたのは覚えていました。しかし、ジョジョがアニメ化された後は徐々に人気を獲得し今ではメジャー作品と肩を並べるほどになっており、ジョジョ=別にオタクじゃないような認識にいつの間にかなっていました。

現代はオタクのハードルが下がっている傾向にあり、世間に受け入れられるタイトルの幅が広まっています。昔なら「見てたら絶対にオタク」とされるタイトルでも、今なら一般的なタイトルとして扱われる作品も多いのではないでしょうか。

「君の名は」やら「天気の子」、「進撃の巨人」や「呪術廻戦」辺りも今となれば割と一般的な作品ですが、昔だったらオタク作品とされていたかもしれません。

今は押し活やグッズ集め、作品好きの公言も理解される場合が多いので、昔のことを考えれば世間からのだいぶ目は変わりつつあると思います。

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