原作・山口ミコト、作画・佐藤友生による漫画作品『トモダチゲーム』は頭脳戦が繰り広げられるデスゲームモノで友人を疑わなければクリアできない仕組みであることもありますが 、
それを抜きにしても作中では裏切り行為がたくさんあるめずらしい漫画です。
本記事では作中に主人公の片切友一(または片切グループ)を裏切った人物や裏切ったと思われた人物についてまとめています。
※アニメではまだわかっていない原作のネタバレが含まれていますので ご了承のほどお願いいたします。
【ネタバレ注意】片切グループの裏切り者まとめ[トモダチゲーム]
[トモダチゲーム]最初の裏切り者・三笠天智
三笠天智は最初に片切グループを裏切った人物です。
天智には沢良宜志法を調べるためにトモダチゲームに一緒に参加し、
彼女を追い詰めてボロを出させるという目的があったため
クラスの修学旅行費200万円を盗み、
それを元手に片切友一メンバーをトモダチゲームに参加させました。
天智は過去に1度トモダチゲームに参加させられていて
その時に一緒に参加した友達に裏切られ2000万の借金を背負っています。
天智はトモダチゲームに参加したことで友達と一番大切なモノである父親・三笠優高を失ってしまい
この事件の中心には志法が関係しているという結論に至ります。
天智は父が死んだ理由やトモダチゲームに関係している志法を調べるため1年間ストーキングを続け
トモダチゲームで彼女を調べようとするものの失敗してしまいます。
[トモダチゲーム]沢良宜志法
三笠天智が沢良宜志法と起きた事を片切友一に伝えたことや
第3ゲーム以降 志法が友一たちの前から姿を消したこともあって
中盤までは片切グループの中で沢良宜志法は裏切り者の可能性が高いという結論に至ります。
しかし 物語が進んでいくにつれて 志法は天智の父・三笠優高の死に関わっていないことがわかり
志法が姿を消したのもトモダチゲームの運営側に囚われていただけで裏切りモノではないことも判明します。
[トモダチゲーム]心木ゆとり
大人しい性格なため学校では1年の頃にいじめを受けており
トモダチゲーム内でも誰からにも守られる存在でしたが
後に心木ゆとりが裏切り者(黒幕)であることが判明します。
心木ゆとりは長い間、ずっと猫を被っており、正体がバレてからはゲスキャラで通しています。
心木ゆとりは大人のトモダチゲームから参加している斯波真次や須原岳
更にはトモダチゲームの運営側と繋がっていました。
斯波真次は沢良宜志法を過去に拉致をした犯人の一人で(その際に志法は大怪我をし、身体の傷跡の原因にもなっている)
須原岳は現役のヒットマンで 天智の父・三笠優高を殺害した張本人でした。
[トモダチゲーム]四部誠がもう一人の裏切り者となってしまう
心木ゆとりは友一のグループの中にもう一人の裏切り者がいることを話しますが
その裏切り者は四部誠のことでした。
四部はそれまで片切友一たちと仲間でしたが 斯波真次に何か耳打ちをされてからは
友一たちと敵対する関係になってしまいます。
四部が真次に何かを言われた時に「ずっと騙されていたのか」という発言から
誰かが四部を騙していると思わされ、友一グループのもう一人の裏切り者とされてしまいました。
しかし、四部は完全に裏切りたくて裏切っている訳ではない様子ではなく
なぜ裏切っているのか詳しい内容はまだ明かされていません。
最後に
最初に片切友一と一緒にトモダチゲームに参加したメンバーはほとんど裏切っており、
序盤からは予想できないどんでん返しな展開になっています。
[トモダチゲームのボス=友一のオカン説(かなり有力)]があり、
友一をトモダチゲームに参加させるために運営が周りを巻き込み、メンバーが不幸になっているパターンがあるかもしれないので
そのような展開の場合は四部が裏切っているのも納得できます。