ワンピース1043話は最後にズニーシャが解放のドラムを聞いてジョイボーイが帰って来たと言った所で終わりました。
1044話ではルフィのゴムゴムの実が覚醒、ギア5(フィフス)になり
前々から言われていたルフィ=ジョイボーイやゴムゴムの実=”太陽の神 ニカ”という情報は確定されます。
ゴムゴムの実は太陽の神 ニカの設定は元からあった?
尾田先生はワンピースを25年も連載し続けており
設定的に強くしすぎたカイドウを倒すにはもうこれしかないと
ゴムゴムの実=ヒトヒトの実モデル 太陽神ニカを後付けしたんだという声もあります。
でももしかしたら敵を強くしすぎた時のためにとっておいた保険の設定や
後に出す予定だった温めていた設定かもしれないので
この記事では「かなり前からこの設定は練り込まれてたんじゃないの?」という方向からの考察を紹介します。
ヤミヤミの実の黒ひげとニカが闇と太陽の対比になる
「ワンピースで一番ラスボスになりそうなキャラは誰になるか」
という話題になったらマーシャル・D・ティーチこと黒ひげが候補として挙げられます。
作中で太陽の神ニカに対抗できそうな力は
光と闇の対比にもなる黒ひげのヤミヤミの実の能力で
最後は太陽と闇の戦いになることも予想できます。
1044話でゴムゴムの実の別名が太陽神のニカであると説明しているのは五老星で
五老星を牛耳るイムもそのことは知っているはずです。
イムが黒ひげと麦わら一味を恨んでいるようなシーンは
太陽の神とそれに対抗できる闇の能力が宿っているゴムゴムの実とヤミヤミの実を奪われたからだと考えることもできます。
イムが本当にヤミヤミの実を欲しがっていたならヤミヤミの実にも神の力が宿っている可能性が高いです。
今のところ黒ひげはラスボスっぽさがありませんが
黒ひげも後にヤミヤミの実が覚醒し、ラスボスに相応しい敵になるかもしれません。
ワンピース連載前の読み切りではゴムゴムの実の価値は高かった
尾田先生がワンピースの連載前に書いた短編漫画『ロマンスドーン』では
ゴムゴムの実を売れば50億ベリーになるという設定でした。
ちなみにワンピースの作中で値段が出てきているバラバラの実の価値は1億ベリーとシャンクスが言っており
バラバラの実と比べればゴムゴムの実の価値は相当高いです
懸賞金は白ヒゲで50億ベリー、懸賞金が作中1番高いキャラがゴールドロジャーの55億ベリーなので
ゴムゴムの実単体で50億ベリーは相応とも言えます。
太陽神ニカの力が宿っているならもう少し高い価値の100億ベリーで取引されてもおかしくはなかったかもしれませんが
そこまで値段を吊り上げてしまうと逆に不自然で、「何か特殊な効果がある」と感づかれる事だってあります。
ワンピースとロマンスドーンの世界は違うのでなんとも言えませんが
読み切りの時から尾田先生が元々ニカの設定を考えていた可能性はあります。
ゴムの木の別名はニカだからゴムゴムの実とニカに繋がりがある
ゴムの木の一種であるガジュマルという木は
モルディブの公用語であるディベヒ語では『ニカ』と呼ばれているそうです。
日本でのガジュマルの木は九州南部(鹿児島メイン)や沖縄によく植えられているもので
尾田先生も九州南部の熊本出身なので そこから関連し
「ゴムの木は別名ニカだから、ゴムゴムの実と太陽神ニカを関係付けることができる」という説も挙げられています。
最後に
色々考察を出していますが、ワンピース描いてる尾田先生自身が何も考えていない可能性もあるので
考察もワンピースをもっと楽しむ一つの嗜みとして捉えてください。