最近のアメリカやイギリスでは[静かな退職(Quiet quitting)]という言葉が流行しており、
いかに「頑張らずに働くか」を重点に置いて、
仕事ではなくプライベートを重視した考えを持った就業者が増加傾向にあります。
[社内ニート]日本の窓際族が「羨ましい」と海外でなりたい人が続出している
Quiet quittingは英語圏の若者中心に増加傾向にある
[Quiet quitting]という概念が広まったのは
2022年3月、tiktokに投稿された動画からで、
この動画を機にアメリカの若者の間でQuiet quittingという言葉が大きく広まりました。
“Quiet quitting“という働き方を煮詰めた姿が日本の”窓際族”だった
日本のサラリーマンで良く耳にする”窓際族”は
当人の能力不足により会社から不必要され、仕事も割り振られないので
机を窓際に追いやられることが語源となっています。
昭和に生まれた言葉で 現在は”社内ニート”と呼ばれることもあります。(意味は少し違うそうですが、ほぼ一緒)
窓際族が普段何やっているかと言えば、
仕事をしているフリだったり、ネットサーフィンだったり、新聞を読んだりなど
とりあえず何も仕事が振られ無いので、何かしらで時間を潰しています。
この窓際族がQuiet quittingを軸にしたビジネスパーソンの間では理想の姿であるそうで、
職場でいかにサボるか、労力を割かないかを煮詰めた姿が窓際族だったという。
アメリカのSNSで「9-17時週5労働」の働き方で疑問を訴えた動画も話題になっている
つい最近も、
「大学卒業後 9-17時の仕事に就いたけど、通勤の電車で時間がかかるし、帰っても疲れてて寝ることしかできない。こんなの一生やるの無理じゃない?」
と訴えた動画がアメリカのSNSで大きく話題になりました。
このバズった投稿に対して
- 「仕方がない事」
- 「これが現実だから受け入れろ」
など、特に上の世代からの批判が多く目立ったが、
この子が言っていることは正しいと擁護する声も多数集まり賛否両論に。
上記動画の賛同者に関しては特に若者が多かった。