エモいは「薄っぺらいから使いたくない」と敬遠されがちなのは?

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若者のスラングとして使われる「エモい」とは

[エモい]とは

英語の[emotional]から取った若者の間で使われるスラング。

主に心地の良い懐かしさを感じた時や、感情が揺さぶられた時に使う。

元々は洋ロックジャンルのEmoから派生した言葉だと言われている。

エモいは「emotional」から取ったので、そのまま「感情的」「情緒的」としても使われますが、

「哀愁がある時」「ノスタルジーを感じた時」などの意味も含まれています。

エモいは「薄っぺらいから使いたくない」と敬遠されがちなのは?

エモいは「感動的」「嬉しさ」「懐かしさ」「寂しさ」などが入り混じった言葉で

簡単に言えば「なんとも言い表せないけど良い」という感じで使われるので、

最悪 言語化能力をかなぐり捨ててエモい一本で戦えることはあります。

相槌レベルで使われる「ヤバい」に次いでクソ便利な「エモい」という言葉ですが、

「エモ」に関しては 全然違う意味が複数含まれている単語で

適当に「エモい」と言われてもイマイチどういう意味でエモいのか伝わりにくかったりするので、

魚の骨が喉につっかえたような消化不良的な気持ち悪さを感じるのはわかります。

「この動画エモくない?」とか「この曲エモいわ~」とか言われても

「よくわからんけど…なんとなく良いんだな」ってことぐらいしか伝わってきません。

「ヤバい」も使いこなし、空気を読むのが上手い日本人であれば、

行間やニュアンス頼りの「エモ」でもだいたい意味は伝わりますが、

エモを使い続けていると「自分が言いたいことを上手く言語化できない」ボキャ貧に陥ってしまい

結果的に人の細かな感情を推し量ることが難しくなり、人の気持ちが理解出来なくなる恐れもあります。

せっかく様々な表現があるのに全て「エモい」で片付けてしまうところはもったいないとは思いますし、

エモいを使うことに抵抗がある人はなんとなく表現能力や言語化能力の貧困化に無意識に危惧していることはあるかもしれません。

「ヤバい」同様「エモい」も誰が聞いてもわかるぐらいの薄っぺらい表現なので、

「使えば自分の頭の悪さや程度の低さが露呈してしまう」という理由でエモを敬遠する人がほとんどだろう。

「エモい」を使う人と使わない人で人種が全然違うのでわかりあえないかも…?

「エモい」は「寂しさ」や「懐かしさ」など他にも多数の意味を含まれる便利な言葉なので、適当にカマすだけでも意味は通じます。

中には音楽の歌詞から取ったり、友達の真似だったりなど特に意味を把握してなくても使っていることもあり、陽キャ言葉ではあるのでノリで使われる事の方が多いと思います。

「エモい」と言っている人達は意味をわかっている風を醸し出しますが、

そこにツッコミを入れて「エモいというのはですねぇ~(メガネクイックイッ」と長々と説明しても

「オタクくんさぁ…」となるのがオチなので、水と油のような関係かもしれません。

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