子供でも大人でもスマホを最低1台持つようになってから、
- 信号の待ち時間
- トイレの最中
- 人といる時間
- テレビを見ながら
など暇さえあればすぐスマホをいじる習慣がある人が大半になっており、
飲食店でも食事中にスマホを触っている人はもうめずらしくない光景です。
人と一緒にいる時の食事中のスマホはよく思わない人が多い
一人でいる時は食事中にスマホをいじろうが、何しようがかまわないが
人と食事をしながらスマホをいじっている人もめずらしくないため、
それで食事中にスマホをいじることは良く思っていないと議論になることもあります。
「踊る!さんま御殿!!」より
番組では、食事中のスマホ操作についてトークが盛り上がった。Z世代の村重杏奈(26)は「上の世代の方とご飯に行って思うのは、携帯を触らないのって苦じゃないんですけど、皆さんぶっ通しでずっとしゃべってるんですよ。ご飯に行ったからと言って、一瞬、落ち着きたいタイムがあるのはあるんです、若い世代には」と持論を展開した。
ウエンツ瑛士(38)が「携帯は触って欲しくないですよね。食事中は」と若い世代へ訴えると、さんまは「ちょっと慣れてきた、こっちが。何年か前はムカついていたけど、今はしゃあないか」と打ち明け、スタジオにはどよめきが起こった。
村重が「ムカついてたんですか?」と目を見開いて尋ねると、さんまは「当たり前やないか?」と食い気味に返した。
誰かとの食事中にスマホをいじることにあまりよく思わないのは、若い世代だけでなくどの世代でも良く思っていない人はいると思います。
- 行儀が悪い
- マナーが悪い
- スマホに依存している
といったルール的に嫌気が差している訳ではなく、
- 話相手がいるのにスマホをいじるのは「相手をつまらない奴」と言っているようなもの
- 目の前の相手よりもスマホを優先して自分と向き合ってくれていないんだと感じる
- 偉い人に対してはスマホをいじらないのに自分の前ではスマホを見ている=ナメられていると感じる
など 人一緒にいる時にスマホをいじるのは「自分よりもスマホを優先されてる」感が強く感じるので、スマホに嫉妬心を抱いてしまいます。
そういう意味では人との食事中だけでなく、会話している最中や特に目上の人といる時は
必要な時以外はスマホはいじらない方がいいと思います。
「食事中にスマホいじるのは時間の有効活用でもある」←実は全然効率化出来ていない説
「タスクの切り替え」は生産性を40%低下させる
またザック氏は、タスク・スイッチングは生産性を40%も低下させ、そのうえ脳が収縮する原因にもなる、と主張しています。短時間に高速でスイッチングを行うと、脳がオーバーロードし、灰白質(「脳は『先延ばし』をするようプログラミングされている」の項)が収縮するとも指摘しています。
つまり平たく言うと、脳はひとつのことにしか集中できないのです。
『すぐやる脳』(サンマーク出版)をここまで読み進めてきてくださったあなたなら、もう納得いただけることでしょう。もともと脳は、働き者でも一途な性格でもない、省エネ志向の臓器です。
マルチタスクをやりすぎると認知症を招くリスクも
なぜ私がこれほどまでにマルチタスクをおすすめしないかというと、脳が通常よりも疲れてしまい、多くのエネルギーを消費してしまうからです。エネルギーを使うということは、当然全身の疲労にもつながります。
身近な例で言えば、「歌詞つきの音楽を聴きながら、勉強(デスクワーク)をする」というスタイルも、おすすめできません。脳は「ひとつずつ処理をする」という「シングルタスク」を好むからです。
また、マルチタスクをしようとすればするほど、ストレスを過度に感じることになります。ストレスがたまると、ストレスホルモンであるアドレナリンや、コルチゾールが大量に分泌されます。
その結果、「マルチタスクを習慣化していると、認知症の発症リスクが上がる」。そんな驚くべき研究結果も報告されています。
人間の脳はマルチタスクができるような構造にはなっておらず、
マルチタスクというものは実際はシングルタスクを細かく切り替えを行っているだけにすぎないので、
「マルチタスクができていると思い込んでいるだけ」です。
食事中もスマホをいじる行為は
「スマホをいじること」と「ご飯を食べる行為」は上手く出来ていると思っていても実際は両方の効率は悪くなっているので、
健康的、効率的な面から見ても食事中のながらスマホは出来るだけ控えた方がいいんです。
食事中のスマホはデメリットの方が多い
食事中にスマホをいじる行為は
- 消化機能が低下し、内臓に負担がかかる
- 過食に繋がり太ることも
- 衛生面のリスク
- 姿勢の悪化
- 食事の楽しみがなくなる
などのデメリットがあることが明らかになっています。
消化器官に負担がかかる
食事中にスマホやテレビを見ていると、食べ物に意識が向かず、消化酵素や唾液が分泌されにくくなり、消化が不十分な状態で食べたものが消化管を通る可能性が高くなります。
毎日食事中にテレビやスマホを見ていると、未消化の食べ物が消化管を通ることが多くなり、消化器官にかかる負担が大きくなります。
脳が食事をしていることをしっかり認識できていると、副交感神経が敏感になります。副交感神経は消化器官の動きを活発にするため、消化機能が上がり、内臓に負担がかかりにくくなります。
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