8月3日にチェンソーマンの101話が更新されました。2部開始してから三鷹アサと戦争の悪魔にスポットを当てており、
主人公のデンジは未だに未登場。
【もしかして弱い?】戦争の悪魔ことヨルが良い奴感を醸し出している
[チェンソーマン2部]戦争悪魔のことについてわかったこと
101話では色々謎だった戦争の悪魔について、わかったことがありました。
戦争の悪魔は
- “戦争の悪魔”と呼びにくい事を気にして、[ヨル]と名乗るようになる
- 殺した人間が武器になり、罪悪感が高い程強力な武器になる
- アサが恐怖している状態は身体を乗っ取ることが出来ない
アサはデビルハンター部で一緒のメンバーになり、仲良くなった[ユウコ]と一緒に悪魔の探索していましたが、
そのユウコを殺せば強力の武器になるとヨルは言います。
もちろんアサはせっかくできた友達を殺したくないのでその話を反らし、一旦、武器の話は保留。
ちなみに元担任の田中先生に対しては罪悪感が程々にあったのか、強力な田中脊髄剣で正義の悪魔を倒せましたが、
最後に全て爆破してしまったので今は手持ちの武器が0の状態でした。
そんな中、戦力が上のコウモリの悪魔と遭遇し、アサが恐怖してしまったことから、戦争の悪魔は身体を乗ってれない状態に。
前回までは「好きな時にアサの身体を乗っ取れる」「どんな人でも強力な武器に出来る」と思っていましたが、
今回は[戦争の悪魔]の欠点が浮き彫りになっていまいます。
更に、101話で演説をしているおじさんがいましたが、
演説で言っていた内容は
「20人中、7人が悪魔によって殺される」ということです。
悪魔は恐れられる程強さを増しますが、演説の内容を聞く限り、
恐怖の対象は[戦争]では無く[悪魔]に行ってしまっているため、
戦争の悪魔ことヨルは弱体化しているとも捉えられます。
1部でマキマが死んでしまったことで、マキマや公安のデビルハンターからの抑止力が弱まったことから、
2部では悪魔が暴れ放題な世界になっているとも考えられます。
更に、ヨルは特に恐怖状態の時に身体を乗ってれないのは致命的で、
いざとなった時に身体を乗っ取ることができない点は今後、重要な伏線になってしまうかもしれません。
[戦争の悪魔]ヨルがミギーみたいに良い相棒になっていきそうなんだけど…
アサがイジめられているから解決しようとしたり、
“戦争の悪魔”が呼びにくいから“ヨル”と名乗ったり、
コウモリの悪魔と遭遇して「ゆっくり逃げろ」とアドバイスするなど、
これだけ見れば「おせっかいで面倒見が良い奴なのでは…」とツンデレキャラに見えてしまいます。
ヨルはアサはお互い振り回されているところもありますが、
「最初の関係は良好ではなかったけれど、最終的に良いコンビになる」ような雰囲気を醸し出しています。
(藤本タツキ先生のことなので良い関係になってもそれを崩してくる可能性もありますが…)
寄生獣の他にも[ナルトの九尾こと九喇嘛(クラマ)]や[うしおととらのとら]など、
シンイチとミギーに近い関係がある作品程名作が多いです。
[最悪なパターン]呪術廻戦の宿儺と虎杖の関係にはならないと信じたい
呪術廻戦に登場する宿儺は主人公の虎杖が取り込んでいますが、
最悪の呪いと呼ばれる程邪悪なこともあって、虎杖と最後まで和解に繋がる気配はありません。
ヨルも宿儺のようにアサの中で人類の敵をやっていくのかと思いきや、
案外人間的な部分も見せているので、絶対に分かり合えないタイプではありません。
しかし、「殺した人間に対して罪悪感がある程強力な武器になる」という点は
どうしてもアサのマイナスになってしまうので、
関係性は宿儺のようにどうしても敵になるポジションにはいます。
作者が[藤本タツキ先生]なので、みんなが期待している方向とは逆の路線に振り切って
心を抉ってくる可能性が高いです。