我々は「1日3食、朝昼晩の食事」が規則正しく、健康的な食生活だと認識していたため、
たまに朝食を抜いたり、昼食、晩飯のみの1日1食や2食にしてしまう日は
「不摂生な生活をしてしまっている」と心のどこかで罪の意識を感じていた。
しかし、「1日3食」は消火器専門医によるとあまり良いとされていない話があった。
1日3食の食生活はおかしい?食べるのがきついならお腹空いた時だけ食べよう
「1日3食は、じつは体によいわけではない」と言ったら驚くでしょうか。
歴史的に見ても、1日3食摂るようになったのは、比較的最近のことです。おそらく原始の頃の人間は、朝食は食べていなかったでしょう。江戸時代以前は1日2食だったという記録もあり、1日3食摂るようになったのは江戸時代中期からと言われています。
1日3食という食生活は、古来からの習慣ではなく、穀物をふんだんに取り入れることによって生じた食習慣だと考えられます。
朝食に関しては諸説ありますので、一概に朝食を食べたほうがいいか悪いかはいえません。それは、その人の日常生活のリズムにもよるためです。
たとえば、夜遅くに食事を摂る人は、消化時間を考えると朝食は摂らないほうがいいでしょう。一方で、夕食は17時までに食べ終わるという人にとっては、むしろ朝食は必要だと考えます。
胃腸科医としてアドバイスするなら、原則として朝起きたときにお腹が空いていない状況で朝食を食べることは、おすすめしません。また、朝食を食べるなら胃腸への負担を考慮して、米やパンといった炭水化物以外のものを食べるのが原則で、炭水化物を摂るぐらいなら朝食はなしにしたほうがいいと考えます。
ちなみに、「朝食を摂らないと頭が回らないから絶対に食べるべき」といった説は医学生理学的に見て間違っていますし、体のことを考えているというより商業主義的な発想だと思われます。
(以下省略)
胃腸科医の立場からいうと、「食べる時間を決めない」ということも重要です。
学校や会社では集団行動をとるため食事時間が決められたりするのですが、その場合、たとえお腹がすいていなくて、その人にとっては食事を摂るタイミングではないのに、時間が来たために食べなければならなくなります。
しかし、現代のように、消化の負担が大きい糖質に偏った食事を、時間になったからといって消化管が疲れているのに摂る行為は、消化管の生理を無視しています。
このため、胃腸の調子を整えるためには、食事の時間を決めず、お腹がすいたら食べるという習慣が重要です。
引用元:https://president.jp/articles/-/68790
1日3食の中でも特に学校や会社に行く前の「朝食」を抜くと
「頭が働かない」「力が出ない」「返って太る」等、
不健康やパフォーマンス低下に繋がるという話をよく耳にしていましたが、
逆に「朝食にパフォーマンスが上がる」「朝食と体重の関連性はない」など諸説あるそう。
とりあえず「朝食が必要とするのは人それぞれ」で、
昨日の晩御飯を食べる時間が遅ければ抜いても良いとのことです。
「特にお腹が空いている訳でも無いけどとりあえずご飯の時間だから食べる」というムーブは別にしなくても良く、
大事なのは「お腹が空いた時に食べる事」なのだそうです。