AI絵描きソフトで将来イラストレーターの仕事がなくなることはしばらくない?

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2022年になってからはAIにお題を出して絵自動生成するソフトが話題になり、

AIの絵描きソフトを使って遊ぶ人も増えただろう。

有名どころを挙げてだけでも

  • Dream by WOMBO
  • Midjourney
  • Stable Diffusion
  • AIピカソ
  • お絵描きばりぐっどくん

など様々な種類のAIお絵描きサービスが登場している。

2022年9月30日には

「AIアートインポスター」というAIお絵描きソフトを使った人狼ゲームも配信予定となっている。

そんなAI絵描きソフトは短時間で高クオリティで絵を完成させるので、

「イラストレーターや絵関係の仕事が奪われるのではないか」の問題が度々取り上げられる。

AI絵描きソフトで将来イラストレーターの仕事がなくなることはしばらくない?

AIにお題を出しても思った通りの絵にならない事が多い

AI画像生成サービスはお題を出して、AIに絵を描いてもらいますが、

”人間”と”AI”の認識の差があったり、違う言語で認識されたり、言葉のまま受け取ってしまったりして、

AIが描いたイラストは人間が脳内に思い浮かべた光景とはまったく違う形で完成することが多いと思います。

最近、話題になったのは[飯テロ]というお題で描いてもらったAIのイラスト。

飯テロと聞いて人間が思い浮かぶのは「食欲をそそらせるただの美味しそうな画像」ですが、

AIが描いたのは「中東にいそうな男性と料理」だったことから 割とシビアな話にもなりました。

他のお題にもAI路線に走った絵があって面白いです。

pandemoniumは地獄の首都、悪魔の根城、デーモンの全てを表す言葉で万魔殿とも訳される
ハスターはクトゥルフ神話に登場する神性
サーモンランはゲーム[スプラトゥーン]のマルチモード

AIの画像生成ソフトはお題によっては

「部分的に合ってはいるんだけど、違うそうじゃない」と鈴木雅之になってツッコミを入れたくなる絵ばかりで面白いです。

(AI画像生成ソフトは笑いを取るためではなく、多分真剣に描いてくれており、馬鹿にした形で申し訳ないですが)

人によって「完全な二次作品」「リアル」を想定してお題を出すかもしれませんが、

AIが生成する画像はどうしても「現実と創作物が入り混じったような絵」を描きます。

AI絵描きソフトは

「人間が時間をかけて描かなさそうな絵」や「AIが描く事の」の目新しさで注目されてはいますが、

まだまだ 成長途中で 人間のAIとの認識のギャップがなくならない限りは完全にはならないので、

しばらくは「変な絵を描く面白ロボット」ぐらいの立ち位置から抜ける事ができません。

デザインにそれほどこだわっていなければ、

「AIが描いた絵をベースに自分で手を加えてそれを商業に使う」という話もありますが、

この話は 突き詰めると「無料イラストを提供するサイト」で賄うことが出来ています。

クリエイターに求められる創作物は固定観念を破る作品、今までに無い作品

AIが描いている絵は「今まで人が残してきた絵画や画像」を元に作成されており、

確かに上手ではありますが、既存の画像に方向性が引っ張られたり、

人間の創作物を超えて オリジナルの作品を生成できる領域には到達していません。

しかし、AIがオリジナリティーのある絵を描けたとしても

「そのAIソフトの良さの一つ」として捉えられ、

結局は「人間臭さを感じる作品」を選ぶのではないかと…

これからAIの絵によって絵は上手な絵が量産されるかもしれませんが、

人間からは一周回って「下手でもオリジナリティを重視」される世界が来るとも言われています。

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