【VCT 2022】ZETA DIVISIONが世界大会で起こした快挙はどのぐらいの凄さなのか

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riot gamesのFPS[VALORANT]の世界大会VCT 2022(Mastars stage1)で日本代表チームである[ZETA DIVISION]が数々の強豪チームに勝利し

ベスト3、アジア1位というFPSじゃ留まらず日本のeスポーツ史を塗り替える程の快挙を成し遂げます

ValorantはeスポーツタイトルTierランキングでTier1に位置付けられているゲームで

eスポーツの競技シーンの中でもValorantはレベルが高いタイトルです。

【VCT2022】Valorant世界大会 ZETA DIVISION結果【ネタバレ有】

  • ZETA 0-2 DRX(韓国代表)
  • ZETA 2-0 FNC(EMEA3位)
  • ZETA 1-2 NIP(ブラジル代表)
  • ZETA 0-2 G2(EMEA2位)
  • ZETA 2-1 TL (EMEA4位)
  • ZETA 1-2 DRX(韓国代表)
  • ZETA 2-1 PRX(APAC1位)
  • ZETA 0-3 OPTIC()

※EMEA(Europe, the Middle East and Africa)=ヨーロッパ、中東及びアフリカ

※APAC(Asia Pacific)=アジア太平洋

※EMEA1位通過のFPXは渡航規制によってVCTの出場を辞退しており、代わりにEMEA4位のTLが出場しています。

※G2はPRX(APAC1位通過)との試合で敗退

初日 13-2 13-3で負けたDRXに対しても、最後のマップ(スプリット)は13-4でzetaが勝利しています。(DRXのスプリットの国内戦績は37勝4敗)

リプライに翻訳の続きを書いてくれています。

PRXのHevenは勝率100%でしたが、zetaはそのマップで勝利しています。

対戦相手は強豪チームばかり

ZETAと試合した相手チームはどれも強豪チームで弱いチームは1つもありません。

FPSの競技シーンを知る人達は こういったチームと日本チームの対戦を見れていること自体が感動モノで

その相手にZETAが勝利できているというのは 本当に夢を見ている気分だと思わされる人もいます。

EMEAは最強リージョンということもあり(2021年の世界大会優勝はEMEA代表チームのAcend)

EMEA代表のFNC(2人欠けてしまっている)とG2は優勝候補と扱われていましたが

FNCには勝利、G2には敗北したものの善戦しています。

22年前から存在するかなりの古参チームであるブラジル代表・名門 NiP、eスポーツ大国である韓国のDRXも上位入賞が期待できるチームです。

そんな強豪チーム相手に引けを取らずに試合が出来ており 遂にはベスト4以上が確定しています。

どのぐらいの凄さか例えるとJリーグチームがサッカーのW杯でベスト3に入る程の凄さと言われています。

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PCゲームの競技シーンで日本チームは元々海外では強いとされていなかった

日本チームがPCゲームの競技であまり強くない大きな要因はPC普及率の低さにあります。

というのも日本ではゲーム機(任天堂やプレステなど)が発達しているのでPCでゲームをする文化が無いことに加え

スマートフォンの普及により PCが必要無くなったことなどが理由として挙げられます。

このPC普及率の低さによってプレイ人口の低下に繋がり 国内での競技レベルも下がってしまいます。

他にも日本の法律(賭博罪、景品表示法)に引っかかってしまうためゲーム大会で賞金を安易に出せないことから

海外と比べてゲームを本気で取り組める環境ではありませんでした。

そういうこともあって日本地域自体の競技レベルが他の地域と比べて大幅に劣るため

海外の評価では日本チームは最弱リージョンだと扱われていました。

実際に他のFPSタイトルでも 日本最強チームが海外の中堅、下位チームに手も足も出ないということも多々あり 過去に幾度もレベルの違いを感じさせられています。

海外のFPSゴシップ

海外のチームでは日本が弱いためスクリム(練習試合)の回避リストに加えられているという話もあります。(定かではありませんが)

こんな話を日本人が聞いて気分を良くするものではありませんが

世界のFPSシーンを知っている人は本当にぐうの音も出なかったんです。 (現在はzetaがベスト4以上確定しているので何ぼでも言い返せます。)

zetaのチームメンバーは全員日本人

日本チームはチーム強化のために助っ人外国人(主に強豪が多い韓国人)をメンバーに入れる混合チームが少なくありません。

他のゲームではありますがleague of legendsというゲームタイトルでも

昨年の世界大会で日本代表・DFMはベスト16という快挙を果たしていますが

DFMは5人のメンバーのうちの3人が韓国人のチームで

他のLOLの日本プロチームは助っ人である韓国人を最低2人入れることがデフォルトとなっています。(lolは中国チームやアメリカチームも韓国人選手を取り入れているチームが多い)

しかし、ZETAはメンバー全員が日本人で それでいて海外の強豪チームと渡り合えているという所も評価されるべき点の一つです。

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