原作ありきのゲーム作品や映画作品などで
- 「原作では白人だったキャラが黒人の俳優になった」
- 「設定が追加されて本来の趣旨とはかけ離れてしまった」
とポリコレに配慮した作品のはずなのに、賛否両論となっていることが多いです。
ポリコレに気を使った結果、設定変更や表現の規制になってしまい、
作品の魅力が欠如しまうことが問題になっていますが、
それが日本にも影響が出始めていたりもします。
[アメリカ]ネトフリのポリコレ化で映画やドラマが爆死して大コケする作品が多発してしまう
ポリコレに配慮すると創作物がつまらなくなる理由
ポリコレに配慮した作品はなぜかコケてしまいがちですが、
受けてによって面白いと感じることもありますし、ポリコレが合わないのは作品にもよります。
ポリコレがつまらなく感じるのは
- 群衆に気を使った作品であるため 過激な表現ができなくなる。脚本の幅が狭くなる
- ポリコレに配慮した設定が気になってしまい、作品を楽しむ上でノイズになる
- 作品で非現実を感じたいはずなのに、ポリコレ設定で現実に戻される
などの理由が挙げられる。
「自分が伝えたい事」を作品を通して伝えるはずが、それをポリコレで濁されてしまうと、
尖っていたはずの作品が丸くなって 本来の良さが失ってしまう作品もあります。
「今のテレビ番組が昔よりもつまらなくなった」と感じる事があるとすれば、
それは「表現の規制が入った」という他にありませんが
ポリコレを配慮した作品も同じような状況に陥っています。
[ポリコレの影]カウボーイビバップのジェット役が黒人に
[カウボーイビバップ]は渡辺信一郎さんが監督するアニメ作品です。
1998年に放送された作品であるものの、数年経った現在でも根強い人気を誇っている名作アニメで
日本よりも特に海外の方が人気が高かった。
そんなカウボーイビバップですが、
ついにnetflixより実写化され、2021年11月に独占配信された。
こちらの作品のポリコレ配慮したと思われる箇所があり、
当作品の主人公・スパイクの相棒であるジェットが強面の白人男性でしたが、
ポリコレに配慮したせいか 実写版は黒人男性がジェット役に抜擢されています。
評価の方は面白い、良かったという感想もある一方で、「原作を蔑ろにしている」という意見も多かった。
結果、カウボーイビバップは配信から3週間でシーズン1で打ち切ることが決定されています。
実写版に関してはポリコレに配慮した改変はあったものの、
問題点はポリコレではなく「日本と海外の認識のズレ」だったり、
「キャラの魅力を伝えた過ぎて逆に本来の良さ薄くなってしまった」などにあるとされる、
ポリコレ的な配慮は嫌いであるのだが、カウボーイビバップの実写の失敗というのは、原作ファンからすると、原作への最大限の尊敬を感じる作りなので、ポリコレ的なことよりも、責めたくないが「キャラクターの魅力が、語りすぎによって小さくなってしまった」案件なので、ポリコレが原因ではない。
— 鐘の音(除夜の鐘)@C101ダイエット-35kg (@kanenooto7248) December 21, 2021
ネトフリ版のバイオハザード
カプコンのゲーム作品でお馴染みの[バイオハザードシリーズ]。
それを原作としたミラ・ジョヴォヴィッチ主演にした映画も人気を呼んでいた作品です。
そんなバイオハザードも2022年7月にnetflixで実写ドラマ版として蘇りますが、
こちらの作品もシーズン1で打ち切る形となっている。
主人公役のジェイドが黒人女性、
敵でもありながら人気キャラでもあったウェスカーが黒人男性が役を担っていた。(元々は金髪オールバックの白人男性)
ネトフリ版のバイオハザードは同性愛者、ヴィーガンなどこれでもかというぐらいポリコレ要素が盛り込まれており、
ポリコレハザードとも言われる程に。
こちらの作品はポリコレ以前に、脚本が酷かったとの声も多くありますが、
内容が主人公のジェイドにヘイトを向けさせる内容であるため、
「有名作品の実写ドラマを通してポリコレはクソだ」と伝えるための作品だったのではとも考察されている。